勉強が好きな子供は勉強に興味があるため、ママやパパが勉強を教えるときはしっかりと聞いて理解もしてくれます。
しかし、勉強が嫌いな子供に勉強を教えるのは簡単にはいきません。
私の小学生になる息子と娘を含めて、勉強が嫌い、または勉強をやりたくないと思っている子供が多いのではないでしょうか。
そういう子供に勉強を教えるのは大変ですよね。
「なんでこんなとこがわからないの?」と怒ってしまうこともありますし、子供がちゃんと話を聞いていなかったりするとイライラしてしまうかもしれません。
子供にママやパパのイライラが伝わると、集中力をなくす子供もいますし、怒り出す子もいますよね。
今回は子供に勉強を教えるときにイライラしない方法や上手な褒め方をお伝えします。
私がインターネットで調べたりママ友から聞いて実践してみた方法をまとめました。
子供に勉強を教えるときにイライラしない方法は?
ママやパパの「子供に勉強ができるようになってほしい」という気持ちの強かったり、日々の生活で忙しいので、教えたことを子供が理解してくれないとイライラしてしまうことがあります。
子供もママやパパには甘えてしまいますよね。
子供に嫌な態度を取られたら「せっかく教えてあげているのに」とママやパパも腹が立ってしまいます。
ママやパパと言い争いになったら、もう勉強なんて子供の頭には入ってきません。
ママやパパが怖くて言いたいことを言えない子供もいますが、そんな子供は「間違えたら怒られちゃう」とビクビクしながら勉強を教えてもらっています。
怒られないことばかりに考えがいってしまい、勉強ができるようにはなっていきません。
ここでは、私が実際に子供に勉強を教えるときに試したイライラしない方法をご紹介します。
- 問題の答えを聞かれたときにイライラしない方法
- わからないところを聞いてこないときにイライラしない方法
- 勉強ができずに子供が怒るときにイライラしない方法
問題の答えを聞かれたときにイライラしない方法
子供に「この問題の答えを教えて」と言われたとき、簡単な問題であっても、「ママやパパもわからないから一緒に考えよう」と言ってみましょう。
「ママやパパはあんまり役には立たないよ」と子供に思わせることがポイントです。
子供は「役には立たないけど、一緒になって悩んでくれるママやパパ」が良いんです。
ママやパパが問題を解いてしまうと、子供は自分で解こうとしなくなってしまいます。
「答えが解らなければママやパパに聞けばいいや」と子供が考えるようになると常に子供が答えを聞いてくるため、ママやパパはイライラしてしまうんです。
私は子供にいつも「ここ教えて」と言われていましたが、子供と一緒に考えるようにしてからは、子供が自分から進んで考えるようになりました。
わからないところを聞いてこないときにイライラしない方法
子供が勉強をやる気がなく、わからないところも聞いてこない。
こういうときはママやパパは口出ししないようにしましょう。
ついつい「ちゃんと勉強やってるの?」とイライラしながら言ってしまいそうになりますよね。
でも、勉強をやる気がない子に怒ったり、勉強を教えても響かないんですよ。
子供にはただ嫌な気分になったことだけが心に残ります。
ママやパパが余計な口出しをすると子供がやる気をなくしてしまいます。
私は意識して子供に口出ししないようにしたら、子供と気長に向き合えるようになりました。
勉強ができずに子供が怒るときにイライラしない方法
子供から勉強がわからないところを聞いてきて、問題の解き方を教えてあげたのに「そんなんじゃ、わからない」と怒ってしまうこともあります。
そんなとき、ママやパパは遠くから静かに見守ってください。
ママは子供のイライラに反応してはいけません。
解けないけれど解かなくてはならない問題を、がんばって解こうと子供も苦しんでいます。
私の子供も最初は理解できずにイライラしていたのですが、冷静になってから声をかけてあげると気を取り直して勉強をしてくれました。
子供には思う存分に怒らせて、まずはその怒りを発散させてから、勉強を教えてあげましょう。
子供が勉強しているときの親の上手な褒め方は?
子供の勉強では、問題が間違っている部分には目をつぶり、正解しているところを探して褒めてあげてください。
子供は褒められることが大好きですよね。
何でもそうですが、勉強も褒められると子供は伸びます。
「問題を間違えていたけど解答欄を全部埋めることができていた」、「解けなかったけれど長い時間がんばって勉強した」なども褒めてあげたいポイントですね。
「子供が天狗になってしまって努力しなくなるんじゃないか」と心配するママやパパもいるかもしれませんが、天狗になってしまったほうが良いんですよ。
子供はできないと思っていることを努力することは苦手です。
子供は得意なことや自信のあることを、もっともっとやりたがるんですよ。
子供はできるだけ褒めて勉強を伸ばしてあげましょう。
私はついつい子供に小言を言ってしまうタイプでしたが、意識して子供を褒めるようになってからは、子供は気持ちよく勉強することができていると思います。
母のおかげで数学が得意科目に!
私は数学が一番好きですが、それは母のおかげなんです。
私の母は勉強を見てくれたことはそれまで一度もありませんでしたが、小学校6年生のときに数学の問題が解けなくて母に教えてもらおうと聞きに行きました。
母は問題の解き方がわからなかったのか、教えてくれたわけではなく一緒に悩んでくれました。
結果、時間はかかりましたが私は問題が解けて、うれしくて母に報告すると母はとても喜んで褒めてくれたんです。
そんなことが何度かありました。
そのころから私は数学が好きになり、得意科目になっていったんですよ。
問題が解けて母に報告することが、うれしくて仕方ありませんでした。
それは学生の頃はもちろん、社会人になってからもずっと、数学が好きなまま変わりません。
勉強を教えるのは先生ですが、一緒に寄り添って悩んであげられるのはママやパパなんですよ。
そんなふうに子供の勉強に関わることができれば、一番良いですね。
そういった経験は子供にとって一生の宝物になりますよ。
今回は子供に勉強を教えるときにイライラしない方法と親の上手な褒め方をお伝えしました。
子供に勉強を教えるときにママやパパがイライラしない方法を3つありましたね。
- 問題の答えを聞かれたときにイライラしない方法
- わからないところを聞いてこないときにイライラしない方法
- 勉強ができずに子供が怒るときにイライラしない方法
子供は褒められると勉強が伸びます。
そのため、子供が勉強をちゃんとやっているときは、問題が間違っている部分には目をつぶり、正解しているところを褒めてあげましょう。
子供に勉強を教えるときにはママやパパやイライラせずに、できるだけ子供を褒めてあげると子供は勉強に興味を持ってくれると思いますよ。