勉強って、子供が自ら進んでやってくれるのがいいですよね。
でも、勉強が好きな子供よりも勉強が嫌いな子供の方が多いんじゃないでしょうか。
私の息子も全然勉強しませんでした。
私がいくら「勉強しなさい」と言っても、当時小学3年生の息子は遊んでばかりだったのです。
そんな息子が勉強をやってくれるようにインターネットで調べたり、ママ友にいろいろと相談しました。
私の息子にそれらを実践した結果、息子が小学5年生になるごろには勉強に興味を持って取り組むようになってくれたんです。
勉強って理解できなくて、やりたくないのに無理やりやらなければいけないので、どんどん嫌いになってしまう傾向にあります。
いくらママやパパが「勉強しなさい」と言っても、効果がないことがほとんどです。
そんな悩みを解決するために、今回は子供が勉強しないときにやる気にさせる方法、勉強を好きになる方法についてお伝えしますね。
子供が勉強しないときにやる気にさせるには?
子供は楽しいことなら時間を忘れて夢中になりますよね。
逆に楽しくないことはやりたくありませんし、時間がとても長く感じます。
子供が勉強しないのは、勉強が楽しくないからです。
勉強が楽しくなれば一番いいのですが、子供は楽しくなくても勉強しなければいけません。
そんな子供が勉強しないときにやる気にさせるにはどうすればいいでしょうか?
私が実際に息子に試した3つの方法をお伝えします。
- 1学年下の問題をやらせる
- 間違いを一緒に直さない
- 勉強を継続させる
1学年下の問題をやらせる
子供は難しい問題にぶつかったときに勉強をやりたくなってしまう傾向にあります。
そんなときには、子供にとって解きやすい一学年下の問題を解かせるといいです。
今は難しい問題が解けなくても、勉強が進めば自然に解けるようになるんですよ。
その時まで、子供には一学年下の問題を解かせてあげてください。
問題集が一冊終わる頃には、今の学年の基礎となる部分が固まります。
最初、私は息子に「今、学校で習っているところ」から勉強をやらせましたが、全く問題が解けませんでした。
今まで勉強してこなかったので、当たり前といえば当たり前ですよね。
そんなとき、捨てずにとっておいた1学年下の問題集をやったらスムーズに解けたんです。
勉強を始めたからと言って、学校の勉強にすぐついていける訳ではありませんが、1学年下の問題集を解きながら少しずつ自信と勉強に対する興味を持ってくれました。
間違いを一緒に直さない
テストや問題の間違えたところを、子供に正しく理解して欲しいという気持ちはありますよね。
でも、間違えたところを直すということは、子供が自分から直そうとしなければ意味がありません。
「がんばったテストだったが、間違えてしまった」ということは、子供自身落ち込んでいるんです。
それをママやパパに「直しなさい」と言われるのは、子供にとっては「間違えたから怒られている」と感じます。
それは、子供が勉強を嫌いになって、勉強をやらなくなるきっかけでもあります。
私も息子の点数が低いテストが返ってきたら、間違えた部分を直させていましたが、息子が嫌がって「もうやりたくない!」って投げ出してしまったことがあります。
間違えたところを一緒に直すことにより、安心を得られるのはママやパパだけなんですよ。
間違えたところを直しても直さなくても、子供が理解している程度はそれほど変わらないかもしれません。
それよりも子供が勉強を嫌いにならずに、勉強に取り組むことができるかどうかが大切ですね。
子供は勉強ができるようになると「どうして間違えたのか」を知りたくなります。
そうなれば、子供は自然と自分で間違えを直したり、勉強をするようになりますよ。
勉強を継続させる
子供はよっぽど好きなことでない限り、継続することは苦手です。
勉強が嫌いじゃなくても、毎日継続して勉強するのは子供には大変なことです。
私は「ゲームは毎日できるのに、どうして同じように勉強に集中できないの?」と何度も息子に言ったことがあります。
子供には少しの時間でいいので、毎日勉強する時間を作ってあげてください。
子供はなかなか勉強に集中できません。
集中力は小学校低学年で15分くらい、高学年になると30分くらいだそうですが、好きなことならもっと長く、嫌いなことであれば集中力はすぐ切れてしまうでしょう。
学年が上がるごとに、勉強する量は増えていきますが、勉強する習慣がない子供はなかなか勉強量をこなすことができません。
そして、勉強が嫌いになったり、面倒になってしまう原因を作ってしまうんです。
子供もやる気があるときと、やる気ないときがありますよね。
勉強をやる気がないときは一言声をかけて、お菓子の差し入れをしてあげるとがんばれるようになりますよ。
今の我が家では勉強が終わるまでテレビやゲームは禁止なんです。
テレビを見たりゲームを始めたりすると勉強には取りかかれなくなってしまうからです。
子供が勉強を好きになる方法は?
勉強嫌いな子供を無理やり勉強させるよりも、子供が勉強を好きになってくれるのが一番良いですよね。
勉強が好きになるには勉強ができるようになるのが近道なのですが、そうなるにはどうすればいいのか悩みますよね。
私の息子とママ友の息子さんは正反対なタイプだったので、ここでは2つのタイプに分けてご紹介します。
- 勉強ができない子供(私の息子)
- 勉強ができる子供(ママ友の息子さん)
勉強ができない子供
私の息子は勉強が全然できませんでした。
いつもテストでは悪い点ばかり。
しかし、今では息子はテストで良い点が取れるようになり、勉強が好きになってきています。
勉強できなかった息子が、勉強を好きになった方法をお伝えしますね。
子供の年齢が同じだからといって、学校の勉強を理解する能力は同じではありません。
小学校1年生のテストで100点が取れる子供もいれば、20点の子供もいます。
テストで20点しか取れなかった子供も、勉強が好きになれば100点が取れる子供と同じ能力まで成長できます。
しかし、テストで良い点がとれなかった時点でママやパパは焦ってしまい、「今やっている勉強が理解できていないとこの先が心配」と思ってしまいますね。
その焦りが子供に伝わり、勉強の苦手意識が生まれ、勉強嫌いを作ってしまいます。
子供がテストで良い点が取れなくても「がんばったね」と努力を褒めて、テストの話題はやめましょう。
そうすることによって、子供はテストで良い点が取れなかったことは忘れて、また次のテストを目標にできます。
勉強が継続できると少しずつですが、テストで良い点が取れるようになるはずです。
ママやパパは決して勉強ができないことを責めず、子供が成長する過程をゆっくり見守りましょうね。
私の息子のようにテストで良い点が取れるようになる頃には、勉強がどんどん好きになってきていると思います。
勉強ができる子供
ママ友の息子さんは小学校中学年までは、あまり勉強していないにも関わらず、いつもテストでは良い点をとっていました。
しかし、小学校高学年になるとテストで良い点がとれなくなってしまい、悩んでいた時期がありました。
そんな息子さんも今では勉強が好きになり、成績も良くなっています。
ここでは、勉強ができる子供が陥りやすい状況と勉強を好きになってくれる方法をお伝えしますね。
勉強ができる子供は物事を理解する能力の成長が早い子供です。
テストは高得点ばかり。
でも、小学校高学年になると、高得点が取れない子供が出てきます。
その理由は簡単で、勉強してないからなんですよ。
それまでは勉強しなくても、高得点が取れていたんですね。
勉強をしなくても、高得点が取れるのは、小学校中学年までです。
勉強ができた子供であっても、継続して勉強する習慣がついていなければ、小学校高学年を境に勉強ができなくなってしまうことが多くあります。
勉強する習慣のついていない子供が、勉強ができなくなってから勉強する習慣をつけるのは、大変なことです。
今まで自分より勉強ができなかった子供が、自分よりできるようになることも、屈辱的な気分ですよね。
そこから勉強に対する苦手意識が生まれてきてしまいます。
ですから、勉強のできる子供であっても、継続的に勉強する習慣をつけることが大切なんです。
理解の早い子供であれば、少し難しい問題を解きたがります。
少し難しい問題を解くことを少しずつでも続けていれば、いつもテストで高得点が取れて勉強好きでいられますよ。
今回は、子供が勉強しないときにやる気にさせる方法、勉強を好きになる方法についてお伝えしました。
子供が勉強しないときにやる気にさせる方法は3つありました。
- 1学年下の問題をやらせる
- 間違いを一緒に直さない
- 勉強を継続させる
子供が勉強を好きになる方法は2つのタイプに分けることができます。
「勉強ができない子供」は、テストで良い点が取れなくても子供の努力を認めて勉強を継続する力を養う方法、「勉強ができる子供」は少し難しい問題を解くことを継続していく方法がありました。
勉強では解らないことが解るようになるということは、本当は嬉しいことですよね。
時間はかかりますが、ママやパパがゆっくり見守ることによって、子供が自分から学びたい、という気持ちを育てることが勉強好きになることに繋がります。