全国の習い事や通信講座で有名な「ケイコとマナブ」の小学生以下を対象にした習い事ランキングでは、サッカーが全体の7位、スポーツの習い事では水泳と体操に次ぐ3位となっています。
サッカーというと男の子の習い事をイメージしますが、最近では女の子にも人気があるみたいですよ。
サッカーは多人数で楽しむスポーツですが、ボール1つあれば1人でリフティングやドリブルの練習ができます。
以前は習い事として人気だった野球は硬いボールやバットがあるため、小さい子には危険ですが、サッカーは小さい子でも気軽に習わせることができます。
私の小学6年生になる息子が小さい頃からサッカーを習っていますので、改めてサッカーの習い事についていろいろと調べてみました。
今回は、子供のサッカー習い事はいつから始めるのか、メリットや費用をまとめてみました。
子供のサッカーの習い事はいつから始める?
「サッカーはいつから習い始めれば良いのかな?」と考えるパパやママも多いと思います。
子供が楽しそうにボールを触っていたとき、ボールを上手に蹴ったとき。
パパやママがサッカー好きならなおさら、子供に習わせたいと思いますよね。
しかしサッカーは、早く習い始めたから上手ということはありません。
小学校中高学年から習い始めた子が、小学校入学前から習い始めた子よりも上手になってしまうことがよくあるんです。
ここでは子供がサッカーの習い事を始める時期についてお伝えします。
- サッカーが好きかどうか
- ゴールデンエイジ
サッカーが好きかどうか
サッカーを始める時期は、子供が「サッカーがやりたい」と言い出した時です。
サッカーが上手になる子に共通することは、サッカーが好きだということです。
そして上達すると、もっと好きになっていきます。
子供にとってサッカーは楽しいと思いますが、自分から習いたいと言い出さないうちは、まだ始める時期ではないのかもしれませんね。
小学校中高学年から習い始めた子は、自分からやりたいと言い始めて習う子が多いのです。
好きだからこそ上達が早いのかもしれませんね。
最初の一年は、小さい頃から習っている子の方が上手ですが、次の一年ではもう追いついてしまうことがあります。
ゴールデンエイジ
ゴールデンエイジとは、子供の運動能力が著しく発達する時期だそうです。
一生に一度訪れる時期で、だいだい10歳から12歳くらいがその時期にあたるそうですよ。
この時期は集中力が高まり、難しい動きも見ただけで即座に覚えることができると言われています。
高度なテクニックを身につけるには最適な時期ですね。
サッカーを習うことを考えているなら、ゴールデンエイジまでには習い始めたほうが良さそうですね。
子供のサッカーの習い事のメリットは?
サッカーを習う事によって得られる効果やメリットはたくさんあります。
ここでは3つの効果やメリットをご紹介します。
- 友達ができる
- 走るのが速くなる
- コツコツ続けることができるようになる
友達ができる
男の子は公園や広場に集まると「サッカーをやろう」となることが多いです。
ボール1つで誰でも参加でき、たくさん走り回ることができるからです。
サッカーは小学校低学年から高学年までみんなで気軽に遊べるスポーツですよね。
サッカーを習っているとそんな輪の中にすんなり入っていけるのです。
そして、新しい友達・仲間ができていきます。
走るのが速くなる
サッカーを習っている子は、短距離も長距離も速く走れる子が多いです。
サッカーの試合中、「疲れていても必死に走ってボールを追いかける」、「対戦相手とのボールの取り合いで相手より速く走ろうとする」ということが速く走れる子にしてくれているのかもしれません。
コツコツ続けることができるようになる
他のスポーツでもそうですが、サッカーでも練習しなければ当然のことながら上手くなりません。
そのため、ドリブルやパスなどの練習をコツコツ続けるということが、サッカー以外にも生かされます。
特にリフティングは最初から簡単にできない子供が多いため、リフティングができるということは諦めずにコツコツ練習した証拠なんです。
サッカーにおけるリフティングはボールコントロールの上達には欠かせず、この先サッカーが上達していく上でとても重要です。
子供ってコツコツ努力が苦手ですよね。
運動神経がいい子供や身体的に恵まれている子供は、練習を一生懸命しなくても試合で活躍できることがあります。
そういった子供は、コツコツ練習することが嫌いな場合が多いんです。
しかし、サッカーを習っていると必ず壁に当たります。
そんなとき、練習をコツコツしてさらに上達するんです。
パパやママは子供がコツコツ続けられるように、サポートしてあげられると良いですね。
子供のサッカーの習い事の費用はいくら?
サッカーを習うことができる場所は主に3つあります。
・スクール
・クラブチーム
・スポーツ少年団
名古屋グランパスのスクールと名古屋市にあるスポーツ少年団(名古屋市体育協会)に電話で費用を確認しました。
まずは名古屋グランパスが開催しているスクールの最初のレベルであるベーシックの費用(月)をお伝えします。
教室によっては週2回のコースやベーシックよりもレベルが高い、スーパーやアドバンスもあります。
クラス | 学年 | 回数(月) | 費用(月) |
ベーシック | 年中・年長 | 1回 | 4,860円 |
小学1・2年生 | 6,480円 | ||
小学3・4年生 | 6,480円 | ||
小学5・6年生 | 6,480円 |
名古屋グランパスでは、スクールに通う選手の中から「グランパスみよし」と「グランパス名古屋」のクラブチームに選抜されることがあります。
残念ながら、クラブチームの費用の詳細は電話で教えてもらえませんでした。
名古屋市にはサッカーのスポーツ少年団が1つだけあります。
それは、名古屋市北区スポーツ少年団です。
費用は4ヶ月で6,000円のため、1ヶ月1,500円の計算になりますね。
インターネットでサッカーを習う場所のおおよその費用について調べてみました。
習うところ | 費用(月) |
スクール | 約5,000~7,000円 |
クラブチーム | 約10,000円 |
スポーツ少年団 | 約1,000円~3,000円 |
スクールは習い事という感覚で、大きな大会に出場するチームを作るのではなく、サッカースキルを重点的に磨くところです。
クラブチームは専属のコーチや監督がついていて、保護者のお手伝いなどは不要なところが多いのですが、毎月の費用以外に合宿費や地方遠征費がかかることもあります。
スポーツ少年団は、地域に密着したチームで保護者のお手伝いがあり、保護者が監督やコーチになっていることが多いです。
サッカーを習う場所に関わらず、子供がサッカーを始める時には練習するための用品が必要になってきます。
私の息子が実際に使っているものやスポーツショップで取り扱っているものを参考に、「練習」と「試合」に必要な用品の費用をまとめました。
ボール | 約5,000円 |
トレーニングシューズ | 約3,000円 |
トレーニングウェア(上下) | 約6,000円 |
ストッキング | 約1,500円 |
シンガード(すね当て) | 約1,000円 |
合計 | 約16,500円 |
さらに試合に出ることになれば、ユニフォームやスパイクも必要です。
ユニフォーム(上下) | 約12,000円 |
スパイク | 約7,000円 |
合計 | 約19,000円 |
子供がサッカーの習い事を始めるときには毎月の費用だけではなく、サッカー用品の費用も考慮しておきたいですね。
今回は子供のサッカーの習い事を始める時期、メリットや費用をお伝えしました。
子供がサッカーに興味を持ったときに習い事を始めるのが一番いいのですが、ゴールデンエイジと呼ばれる10歳ごろまでには始めたいですね。
サッカーの習い事をするメリットは3つありました。
- 友達ができる
- 走るのが速くなる
- コツコツ続けることができるようになる
サッカーを習う場所は3つあり、毎月の費用は下記のとおりです。
習うところ | 費用(月) | |
チーム | クラブチーム | 約10,000円 |
スポーツ少年団 | 約3,000円 | |
スクール | 約5,000円 |
サッカーは
「走ること」
「ボールを追いかけること」
「ゲームで勝負して勝つこと」
が含まれているため、子供(特に男の子)にとても向いているスポーツだと思います。
子供がサッカーを習いたくなったら、ぜひ思いっきりやらせてあげてくださいね。