育児睡眠不足になることはわかっていたはずなのに「睡眠不足がここまで辛いとは!」と感じるママが多いと思います。

私には1歳半の娘がいますが、今でも毎日が睡眠不足で常に身体が疲れている状態です。

特に生後間もない赤ちゃんの場合、3時間おきの授乳やオムツ交換があり、赤ちゃんが泣けば昼夜関係なく抱っこして、ママがゆっくり眠る余裕もありません。

私は「いつになったらゆっくり眠れるんだろう」、娘に対して「お願いだから早く寝て」と何度思ったかわかりません。

1歳半になる娘を持つ私は、常に睡眠不足と戦い続けてきました。

少しでも育児中の睡眠不足に悩んでいるママのお役に立てればと思い、私が経験したことをまとめました。

育児中の睡眠不足はいつまで続く?

ママの睡眠不足
 

睡眠不足が続くと本当に辛いですよね。

娘が生後3ヶ月ごろまでは、15分~1時間ごとに泣いていたので、私は常に抱っこや授乳をしていたので、常にフラフラの状態でした。

私自身、赤ちゃんに「お願いだから眠ってよ!」と思ったことやついつい言ってしまったことが何度もあります。

その後に赤ちゃんにイライラをぶつけてしまった自分にものすごい嫌悪感を持ったものです。

赤ちゃんの眠っている姿を見ては猛省する日々でした。

夜中に娘の泣き声に気づかず、熟睡している夫を見てイライラすることもありました。
 

睡眠不足になると感情のコントロールが難しくなりますよね。

ここでは育児中のママの睡眠時間や、睡眠不足が招く睡眠障害をまとめました。

  • 睡眠不足は生後3ヶ月がピーク
  • 乳児を育児中のママの平均睡眠時間は4時間~8時間
  • 睡眠不足が続くと起きる症状

睡眠不足は生後3ヶ月がピーク

インターネットでは、育児中の睡眠不足のピークは生後3ヶ月ごろという情報が多くありました。

赤ちゃんによってかなり個人差がありますが、生後3ヶ月を過ぎると赤ちゃんも徐々に眠ってくれるようになるようです。

ミルクだけ、またはミルクと母乳の赤ちゃんは、母乳だけの赤ちゃんに比べて長く眠ってくれる傾向にあるので、ママも睡眠時間が確保しやすいかもしれません。

私の場合は母乳だけの育児で、娘が生後9ヶ月ごろまでは頻回授乳が続いたため、極度の睡眠不足が続いていました。
 

授乳期間が終わるとママもある程度のまとまった睡眠時間がとれるようになると言われていますので、それまでの辛抱ですね。

ちなみに私は娘が1歳(生後12ヶ月)で卒乳しましたので、それ以降は授乳をしていたころよりも睡眠時間が長くなりました。

乳児を育児中のママの平均睡眠時間は4時間~8時間

インターネットでは、授乳期の赤ちゃんがいるママの平均睡眠時間は4時間~8時間という情報が多くありました。

ママの睡眠時間は「赤ちゃんがよく眠ってくれるかどうか」次第のため、平均睡眠時間の幅が広いですね。
 

私の場合は、娘がお昼寝をなかなかしてくれず、夜間も30分~1時間単位で娘が泣いて起こされたので、私の平均睡眠時間は1日3時間~4時間ぐらいでした。

私の娘は本当に眠らない子で、高度な背中スイッチを搭載して生まれてしまったのか、抱っこしないと眠らないことがほとんど。

娘が3時間続けて眠ってくれれば万々歳で、いつもは授乳クッションに娘を乗せて、飲ませている間に私が仮眠する日々でした。
 

夫は育児に協力的ではありましたが、当たり前ですが母乳は出ないし(笑)、不在がちだったため戦力にならず。

私は里帰りもせず、近くに頼れる人もいなくて、毎日育児と家事に追われ眠ることができず、疲れて帰ってきた夫に八つ当たり。

1人ベッドで熟睡している夫の姿を見ると「どうして私だけ」という感情が沸いてきて常にイライラしてしまったことが何度もあります。

一概に「乳児を育児中のママの平均睡眠時間は○時間」とはいえないものの、やはりママが睡眠不足なのには変わりありません。

睡眠不足が続くと起きる症状

頭痛
 

以前、図書館で借りた育児書には、睡眠不足が続くと下記のような症状が起きるとありました。

  • 頭痛
  • ストレスの増大
  • 免疫弱化
  • 体重増加や減少
  • 認知機能の障害
  • 血圧上昇
  • 事故増大のリスク
  • 慢性疾患のリスクの増大

 

睡眠不足が続くと身体や気持ちの面で悪いことばかりですね。

娘を出産する前までは風邪をほとんどひかなかった私ですが、娘を出産後~娘が1歳になるまでに4回も風邪をひき、さらに風邪をこじらせてしまい病院で点滴を打ちました。

頭痛もひどくなり、頭痛外来にも通院したほどです。

ストレスも多く、慢性的に湿疹が出たりもしました。

夫にもかなり強めに八つ当たりしていました。
 

私の経験から思うのは、育児をする上で大事なことは、ママ自身が元気でいることが一番なんです。

何にもしないパパにイライラする人は、割り切って「手伝う気がないのなら、邪魔だけはしないでね」くらいの気持ちでいたほうが良いかなと思います。

インターネットに書き込みされている「ママがパパに言われてイライラする言葉」には「早く眠らせろ」、「うるさい」という心無い言葉があります。

こんな場合には「眠れなくて困っているのは私も一緒。赤ちゃんを眠らそうと努力しているのだから邪魔しないで」と言ってしまいたくなりますよね。
 

育児に疲れてフラフラになり感情がコントロールできないのは、限界がきている可能性がありますので、次のことを意識するといいと思います。

  • 家事は二の次にする
  • 育児もできるだけ無理をしない
  • ママの気力と体力の回復に努める

 

赤ちゃんのことも大事ですが、一度ママ自身も自分のことを心配してあげてくださいね。

ママの睡眠不足解消方法

睡眠不足が続くと「冷静になろう」と思っても、ついイライラしちゃいますよね。

インターネットのママの意見を見ると、ママの睡眠不足の原因は夜間授乳と夜鳴きが多いようです。
 

そんなママのために私が実際におこなっていた睡眠不足を解消する方法を4つご紹介しますね。

  • 赤ちゃんと離れる時間を少しでも作る
  • 夜間の授乳対策を考える
  • オムツ交換の回数を減らす
  • スマホの使用を控える

赤ちゃんと離れる時間を少しでも作る

パパ、おばあちゃんやおじいちゃんなど、ママの代わりに赤ちゃんを預けられる人が近くにいれば、少しの時間でもいいので赤ちゃんをお願いして、ママが1人で仮眠を取ることをおすすめします。

私の場合は、夫が仕事で忙しくてなかなか娘を預けることができませんでしたが、それでも少しの時間(30分ぐらい)夫に娘を見てもらって仮眠を取るとかなり頭がスッキリしました。

夜間の授乳対策を考える

添い乳
 

ミルクで育児をしているママは、夜間のミルクはパパにお手伝いしてもらえるといいですね。

私のように母乳で育児をしているママは、母乳を冷凍してパパにお手伝いしてもらったり、それが難しければ、添い乳をやってみるのもいいと思います。

私も初めは添い乳に抵抗がありましたが、やってみると赤ちゃんと一緒にそのまま眠ることができるのでけっこう楽です。

インターネットで「添い乳だと卒乳も難しい」ということをよく見かけます。

しかし、私の場合は添い乳でずっと授乳してきましたが、娘が1歳のときに娘の方から拒否するようになり、簡単に卒乳できました。

卒乳のことが気になるかと思いますが、今このときの睡眠不足を解消するのに添い乳を考えるのもいいかもしれません。

オムツ交換の回数を減らす

夜間の授乳で起きて、そのときにオムツを毎回交換している場合は、オムツ交換の回数を少し減らしてみるとママが楽になります。

添い乳でオムツ交換をしなければママは起き上がる必要がなく、そのまま眠れるからです。

お肌の弱い子にはあまりおすすめできませんが、おしっこの量が多くなければ、授乳に対して2回に1回のオムツ交換にしてもいいかもしれませんね。

スマホの使用を控える

座って授乳しているときや赤ちゃんを寝かしつけているときに、ついついスマホを見てしまいがちですが、そうすると目や頭が冴えてしまって、ママがすぐに寝つけなくなります。

そのため、スマホの使用を極力減らすといいと思います。
 

私が実際におこなった睡眠不足解消方法をお伝えしました。

ママの睡眠時間が少しでも解消するといいですね。

 
 
 

今回は「育児の睡眠不足はいつまで続く?」と「ママの睡眠時間や睡眠不足の解消方法」をお伝えしました。
 

インターネットの情報をまとめると、育児中のママの睡眠不足は生後3ヶ月がピーク、ママの平均睡眠時間は4時間~8時間でしたね。
 

ママの睡眠不足解消方法は4つご紹介しました。

  • 赤ちゃんと離れる時間を少しでも作る
  • 夜間の授乳対策を考える
  • オムツ交換の回数を減らす
  • スマホの使用を控える

 

育児中のママは睡眠不足が当たり前のような状況ですよね。

いろいろ試してみても赤ちゃんが眠ってくれないときには、無理に寝かしつけようとはせず、とことんつきあってあげるのも手です。

私は開き直って、「今日もこの子は眠らないんだろうな」くらいの気持ちでいることにしました。

無理に寝かしつけず、とことん赤ちゃんに付き合ってみる。

それで赤ちゃんが眠ってくれたらラッキーです。

ママも少し目を閉じて休みましょう。

ママとしては赤ちゃんが眠らないことに対してストレスを抱えるよりも、開き直った方が楽になることがあります。
 

もちろん、ママの睡眠不足が続くのはよくありません。

パパや周囲の人の協力が得られる環境なら、できるだけ協力してもらって乗り越えていきたいですね。