飲み放題の料金相場と選び方|忘年会の幹事が予約前に確認すること

飲み放題の料金相場と選び方|忘年会の幹事が予約前に確認すること その他

飲み放題の料金相場は?まず押さえたい全体像

結論から言うと、飲み放題だけを付ける場合は2時間で1,500〜2,000円、料理と飲み放題がセットのコースなら一人3,500〜5,000円あたりが中心の価格帯です。

ここに時間の長さ、対象ドリンクの範囲、お通し代などの追加料金が重なって、最終的な一人あたりの金額が決まります。

幹事さんが最初にやるべきことは、金額の幅を知ったうえで「一人いくらまで出せるか」を先に決めることです。

この記事では、料金相場、時間の選び方、単品注文との比較、似た言葉の違い、対象ドリンクの確認点、お店の探し方、席の選び方、予約前のチェックリストまでを順番に整理します。初めて幹事を任された方でも、上から読んでいけば予約まで迷わないように組み立てました。

POINT 飲み放題だけなら2時間で1,500〜2,000円、料理つきコースなら一人3,500〜5,000円が目安です。そこにお通し代などが加わるかどうかを必ず確認しましょう。

先に全体の目安を表にまとめます。あくまで目安であり、お店や時期によって前後します。

プランの種類 一人あたりの目安 含まれるもの
飲み放題のみ(2時間) 1,500〜2,000円 ドリンクのみ。料理は別に注文
飲み放題付きコース 3,500〜5,000円 料理とドリンクのセット
ソフトドリンクの飲み放題 300〜500円 お酒以外のドリンク

この表の見方は単純です。お酒をしっかり飲む人が多い会ならコース込みが管理しやすく、料理は好きに選びたい会ならドリンクだけを飲み放題にする方法もあります。

飲み放題だけの場合は2時間で1,500〜2,000円が目安

料理は好きなものを単品で頼み、ドリンクだけを飲み放題にする方法です。この場合、2時間のプランで1,500〜2,000円ほどが中心的な価格帯になります。

1,500円前後のプランでは、サワーやハイボールなど定番のお酒が中心になることが多いです。

2,000円を超えるあたりから、生ビールや日本酒、ワインなど選べる種類が増えていく傾向があります。

「飲み放題に2,000円は高いかも」と思うこともあるでしょう。ただ、金額の高い安いは、何が飲めるかで評価が変わります。同じ2,000円でも、生ビールが入っているか、ワインが選べるかで満足度は大きく違ってきます。

金額だけで決めず、対象メニューの中身を見てから選ぶのが安心です。

飲み放題だけを付ける方法の良い点は、料理の量や内容を自由に調整できることです。たとえば、少食の人が多い会では料理を控えめにして、ドリンクだけを定額にできます。

反対に、料理も人数分そろえたいときは、コース込みのほうが注文の手間が少なくなります。

飲み放題付きコースは一人3,500〜5,000円が中心

料理と飲み放題がセットになったコースは、一人あたり3,500〜5,000円が中心的な価格帯です。品数や料理の内容は、金額が上がるほど充実していきます。

3,500円前後なら、前菜やサラダ、揚げ物といった定番の料理が中心です。4,000円になると、刺身や鍋料理が加わるコースが増えてきます。

5,000円前後では、メイン料理のグレードが上がり、デザートまで付くコースも少なくありません。

「一人5,000円は少し高いのでは」と感じる方もいると思います。ただ、料理の品数と質、飲み放題の範囲をあわせて見ると、納得できる内容になっている場合もあります。

コースを選ぶときは、金額と一緒に「品数」と「飲み放題の時間」を見比べましょう。同じ4,000円でも、品数が多いか、時間が長いかで中身は変わります。

コースの価格帯 料理の傾向
3,500円前後 前菜、サラダ、揚げ物など定番の料理が中心
4,000円前後 刺身や鍋料理が加わるコースが増える
5,000円前後 メイン料理が充実し、デザート付きのコースもある

コースの名前に「飲み放題付き」と書かれていても、時間や対象ドリンクはコースごとに違います。金額を比べる前に、条件をそろえて見比べることが大切です。

学生と社会人で変わる予算の目安

参加者によって、無理なく出せる金額は変わります。大学生の飲み会では、一人2,500〜3,500円の飲み放題付きコースが選ばれています。

チェーン店をうまく使えば、2,000円台で飲み放題とコース料理の両方がそろう店舗もあります。クーポンサイトの割引を併用するのも一つの方法です。

社会人の通常の飲み会は、一人4,000〜5,000円ほどが相場です。接待や歓送迎会など改まった場では、5,000〜8,000円程度まで上がることもあります。

二人で飲む場合は、一人3,000〜5,000円ほどが目安です。少人数なら飲み放題を使わず、単品注文にする選択肢もあります。

集まりの種類 一人あたりの目安
大学生の飲み会 2,500〜3,500円
社会人の通常の飲み会 4,000〜5,000円
接待や歓送迎会 5,000〜8,000円ほど
二人での食事 3,000〜5,000円

幹事としては、予約の前に「一人〇〇円くらいのお店を予約するね」と伝えておくと安心です。金額がわかれば、参加するかどうかを各自が判断しやすくなります。

参加者の中に金額の負担が重い人がいないか、事前に気にかけておくと、当日の雰囲気もよくなります。

「予算は一人5,000円以内」のように上限を決めておくと、お店選びの迷いも減ります。上限は、お通し代などの追加料金を含めた総額で考えるのがコツです。

飲み放題の時間はどう選ぶ?制限時間ごとの料金と杯数

飲み放題の時間はどう選ぶ?制限時間ごとの料金と杯数

飲み放題の時間は、おもに90分、2時間、3時間の3種類から選ぶことが多いです。時間が長くなるほど料金は上がりますが、一杯あたりの単価は下がっていく傾向があります。

ただし、長ければ得とは限りません。参加者が実際に飲む量や、会の流れに合っているかどうかが大切です。

幹事が時間を選ぶときは、「会の目的」「飲むペース」「次の予定」の3つを順番に考えると決めやすくなります。

たとえば、軽く乾杯して解散する会なら短め、ゆっくり話したい会なら長めが合います。二次会に行く予定があるなら、一次会を長くしすぎないほうが全体に余裕が出ます。

90分・2時間・3時間の料金と飲める杯数の目安

飲み放題だけの料金と、飲める杯数の目安を表にまとめました。杯数はあくまで平均的なペースの話で、人によって大きく違います。

制限時間 料金の目安 飲める杯数の目安
90分 1,200〜1,500円 3〜5杯ほど
2時間 1,500〜2,000円 5〜7杯ほど
3時間 2,000〜2,800円 7杯以上

この表から、時間が延びるほど一杯あたりの単価が下がることが読み取れます。3時間のプランでは7杯以上飲める計算なので、ゆっくり楽しむ会ほど割安になりやすいです。

反対に、お酒のペースがゆっくりな人が多い会では、長い時間を選んでも飲む杯数は増えません。その場合は2時間のほうが無駄が出にくいでしょう。

会の種類ごとに、選び方の考え方を整理します。

  • 短時間で切り上げたい会:90分のプランが合います。二次会が前提のときにも使いやすいです。
  • 標準的な宴会:2時間のプランが基本になります。乾杯から締めまでを無理なく進められます。
  • ゆっくり話したい会:3時間のプランを検討します。ペースが遅くても、時間にゆとりがあると落ち着けます。

また、コースによって飲み放題の時間が決まっている場合も多いです。コースを選ぶ段階で、料理と飲み放題の時間がセットで決まると考えておきましょう。

時間を長くすると費用も上がるため、全員が最後まで楽しめるかどうかも考えて選んでください。

ラストオーダーで実質の時間が短くなることもある

見落としやすいのが、ラストオーダーの時刻です。終了の30分ほど前に注文が締め切られるお店が少なくありません。

その場合、2時間のプランでも、実際に注文できる時間は1時間30分ほどになります。ラストオーダーが終了の40分前というお店もあります。

プランの表示時間と、注文できる時間は別のものとして確認するのが失敗しないコツです。

予約のときは、次のように聞くとわかりやすいです。「2時間のプランですが、ラストオーダーは何時になりますか」と伝えれば、実質の時間が見えてきます。

さらに、入店時刻から2時間なのか、乾杯してから2時間なのかも確認しておくと安心です。開始時刻の数え方はお店によって異なる場合があります。

会の進行を考えるときは、ラストオーダーの時刻から逆算しましょう。乾杯の挨拶や料理の提供に時間がかかると、飲める時間はさらに短く感じられます。

最後の一杯を頼み忘れる人が出ないよう、ラストオーダーの少し前に幹事が声をかけると親切です。

飲み放題と単品注文はどちらが得?元が取れる杯数

飲み放題と単品注文のどちらが得かは、参加者が飲む杯数で決まります。飲み放題の料金を、ドリンク1杯の値段で割れば、何杯で元が取れるかが見えてきます。

計算はむずかしくありません。「飲み放題の料金 ÷ 1杯の値段」で、おおよその損益分岐点がわかります。

ただし、全員が同じペースで飲むわけではありません。ここでは平均的な数字を使いながら、会ごとの判断のしかたを説明します。

お得かどうかだけでなく、「会計がわかりやすい」「追加注文の手間がない」といった安心感も、飲み放題を選ぶ理由の一つです。

生ビールなら3〜4杯が分かれ目

生ビールは1杯500〜600円ほどが居酒屋での一般的な価格帯です。飲み放題が1,500〜2,000円なら、3〜4杯飲めばほぼ元が取れる計算になります。

たとえば、生ビール500円を3杯なら1,500円、600円を4杯なら2,400円です。飲み放題の料金とほぼ並ぶことがわかります。

サワーやハイボール(1杯400〜500円ほど)が中心なら、4〜5杯が目安です。ソフトドリンク(1杯300円前後)が中心の場合は、6杯以上飲まないと元が取りにくくなります。

主に頼むドリンク 1杯の値段 元が取れる杯数の目安
生ビール 500〜600円ほど 3〜4杯
サワー・ハイボール 400〜500円ほど 4〜5杯
ソフトドリンク 300円前後 6杯以上

2時間のプランで5〜7杯飲む人であれば、飲み放題のほうがお得になる可能性が高いです。反対に、2時間で2〜3杯しか飲まない人が多い会では、単品注文のほうが安く済む場合があります。

判断のしかたは次の流れが目安です。

  1. 参加者ごとに「2時間で何杯くらい飲むか」をざっくり見積もる。
  2. よく頼みそうなドリンクの1杯の値段を調べる。
  3. 杯数に値段を掛けて、飲み放題の料金と比べる。

厳密な計算は必要ありません。

お酒を飲まない人がいるときの考え方

お酒を飲まない人がいる会では、全員が同じ金額を払うかどうかが悩みどころです。飲まない人にもお酒の飲み放題と同じ金額を負担してもらうと、不公平に感じられやすくなります。

そこで、ソフトドリンクの飲み放題が用意されているお店を選ぶ方法があります。相場は300〜500円ほどで、お酒の飲み放題よりも手ごろです。

ソフトドリンクの飲み放題は、4〜5杯ほど飲めば元が取れる目安になります。会の途中で何杯か飲むなら、十分に見合う金額でしょう。

たとえば、一人4,000円のコースを10人で予約するなら、料理と飲み放題で40,000円です。お通し代が一人300〜500円なら、さらに3,000〜5,000円が加わります。

こうした総額を事前に出しておけば、飲む人と飲まない人で金額を分けるかどうかも相談しやすくなります。

幹事としては、お店を選ぶ段階で次の点を確認しておくと安心です。

  • ソフトドリンクだけの飲み放題があるか。
  • お酒を飲まない人向けの料金設定があるか。
  • コースの中で、ドリンクだけを別のものに変えられるか。

飲む量が少ない人が多い会では、単品注文のほうが出費を抑えられることもあります。メンバーの飲み方を知っているなら、その実情に合わせて柔軟に選びましょう。

フリードリンク・ドリンクバーとの違い

フリードリンク・ドリンクバーとの違い

飲み放題によく似た言葉に、「フリードリンク」と「ドリンクバー」があります。どれも定額で飲み物を楽しめる点は共通していますが、中身や使われる場面が少しずつ違います。

まず飲み放題は、決められた料金で、一定の時間内にドリンクを何杯でも注文できる仕組みです。お酒もソフトドリンクも対象になることが多く、宴会やコース料理とセットで使われます。

ただし、お店によって時間の制限や、注文できる種類の制限が設けられています。「何でも好きなだけ」とは限らない点は、頭に入れておきましょう。

フリードリンクは、ソフトドリンクが中心で、定額で無制限に飲めるものを指す場合が多いです。ドリンクバーは、自分でドリンクを注ぐセルフ式で、ソフトドリンクのみというのが一般的な形です。

呼び方 飲めるもの 特徴
飲み放題 お酒とソフトドリンク 定額で無制限。宴会やコースと組み合わせやすい
フリードリンク ソフトドリンク中心 定額で無制限
ドリンクバー ソフトドリンクのみ 自分で注ぐセルフ式

注意したいのは、店ごとに言葉の使い方が少し違うことです。「フリードリンク」と書かれていても、お酒が含まれるかどうかはお店の説明を読まないとわかりません。

名前だけで判断せず、お酒が対象かどうかを必ず確認するようにしましょう。

お酒を飲まない人が多い会や、家族でのお祝いの食事では、ドリンクバーやフリードリンクで十分なこともあります。お酒をしっかり楽しむ会では、飲み放題が合います。

使い分けの目安は、参加者の顔ぶれと、お酒を飲む人の割合です。迷ったときは、予約時に「お酒も含めて何でも飲めるプランですか」と聞けば、すれ違いを防げます。

対象ドリンクの種類と制限を事前に確認する

「飲み放題」と書かれていても、すべてのドリンクが対象とは限りません。何が飲めて、何が飲めないのかは、お店とプランによって違います。

当日になってから「これは対象外です」と言われると、気まずいうえに追加料金も発生します。予約の段階で、メニューの内容を確認しておくのが幹事の仕事です。

確認の基本は、プランの詳細ページにあるドリンクメニューを見ることです。載っていなければ、電話などでお店に直接聞くのが確実です。

参加者の好みにあうドリンクがそろっているかを基準にすると、当日の不満を防げます。特に、ビールが好きな人が多いかどうかは、最初に押さえたい点です。

生ビール・日本酒・ワインが対象外のことがある

店舗によっては、生ビール、日本酒、ワインが飲み放題の対象外になっていることがあります。ビール好きの参加者が多い会では、ここが不満の原因になりやすいです。

また、特別なビールや上位の日本酒、ワインなど、一部のドリンクだけが対象外で、注文すると別料金になる場合も珍しくありません。

金額が低めのプランでは、対象がサワーやハイボールなど定番のお酒中心になる傾向があります。反対に2,000円を超えるあたりから、種類が広がりやすくなります。

確認のときは、次の項目をチェックしましょう。

  • 生ビールは対象に入っているか。
  • 日本酒やワインは含まれるか。
  • 対象外のドリンクを頼むと、いくら追加になるか。
  • ソフトドリンクやノンアルコールの種類はそろっているか。
  • お酒が苦手な人向けのドリンクが選べるか。

プランの説明にドリンクの種類数が書かれている場合は、数だけでなく中身も見てください。種類が多くても、好みのものが入っていなければ意味がありません。

価格の安さだけで決めず、対象メニューを確認してから選ぶと、満足度の高い会になります。

グラス交換制など注文方法のルール

対象ドリンクのほかに、注文方法のルールも確認したい点です。代表的なのがグラス交換制で、空いたグラスを返してから次のドリンクを注文する方式を指します。

この方式だと、飲み終えたグラスを店員さんに渡すひと手間がかかります。テーブルが離れている席や、にぎやかな会では、少し不便に感じることもあるでしょう。

ほかにも、ラストオーダーの時刻が終了の40分前と、早めに設定されている場合があります。先に説明したとおり、実質の飲める時間に影響するので要注意です。

注文のルールとして、聞いておくと安心な点を挙げます。

  • グラス交換制かどうか。
  • 一度に何杯まで頼めるか。
  • ラストオーダーは何時か。
  • 飲み残しや、頼んだのに飲まなかった場合の扱いはどうか。

注文方法はお店によって違うので、予約のときに一言聞いておけば十分です。ルールを事前に知っていれば、参加者にも当日の説明ができます。

乾杯の前に、幹事が「ドリンクはこの方法で頼みます」と案内できると、会がスムーズに進みます。

飲み放題ありのお店の探し方と予約のコツ

飲み放題ありのお店の探し方と予約のコツ

お店選びは、条件を絞り込む順番を決めておくと迷いません。まず人数、予算、時間、席の希望をはっきりさせてから、検索サイトや予約サイトで候補を出します。

グルメサイトには、飲み放題ありや、3時間以上の飲み放題コースありといった絞り込みの機能があります。使えば、条件に合う店舗をすぐに絞れます。

ネット予約に対応しているお店なら、サイト上で空席の状況も確認できます。電話をかける手間が減るので、忙しい幹事には助かる方法です。

探し方の流れを、手順としてまとめます。

  1. 参加人数と、一人あたりの予算の上限を決める。
  2. 日程の候補を2〜3日用意する。
  3. 飲み放題の時間と、席の希望(個室かどうか)を決める。
  4. グルメサイトの絞り込み機能で候補を出す。
  5. 空席と、追加料金を確認して予約する。

日程の候補を複数用意しておくと、空席が見つかりやすくなります。曜日によって、使えるコースの条件が変わるお店もあるためです。

条件で絞り込む:人数・予算・時間・個室

絞り込みの条件は、「人数」「予算」「時間」「個室」の4つが基本です。この4つが決まっていれば、候補は自然に減っていきます。

人数は、確定していなくても、おおよその数でかまいません。ただし、予約の直前に人数が大きく変わると、席の確保が難しくなることもあります。変更の可能性がある場合は、早めにお店へ伝えておきましょう。

予算は、一人あたりの上限を決めて、コース名に書かれた金額と比べます。コースの金額が税込かどうか、サービス料が別かどうかも見ておくと安心です。

時間は、先ほど説明したとおり、プランの時間とラストオーダーを確認します。3時間以上のコースが必要なら、サイトの絞り込みで「3時間以上の飲み放題コース」を指定するのが近道です。

個室を希望する場合は、個室ありの条件を付けて探します。ただし、個室といっても、完全に仕切られた部屋なのか、半個室なのかで雰囲気が違います。詳しくは後の章で説明します。

曜日や日にちによって、コースの内容や料金が変わるお店もあります。たとえば、日曜から木曜限定のコースのように、曜日で条件が分かれているプランもあります。

希望の曜日で使えるコースかどうかも、確認の対象に入れましょう。

チェーン店と個人店の違い

お店を選ぶときは、チェーン店と個人店のどちらにするかも大切です。それぞれに良い点があるので、会の目的に合わせて選びます。

チェーン店は、価格が安定していて、メニューや料金をWebで事前に確認しやすい点が強みです。どの店舗でも一定の品質が期待できるという安心感もあります。

個人店は、地元の食材を使った料理や、こだわりのドリンクで個性を出しているお店が多いです。特別感のある会にしたいときに向いています。

比べる点 チェーン店 個人店
価格 安定していて確認しやすい お店ごとに幅がある
情報の探しやすさ Webで事前に調べやすい 情報が少ない場合もある
料理や雰囲気 一定の品質が期待できる 個性や特別感を出しやすい

予算を重視するならチェーン店、料理の質や雰囲気を重視するなら個人店、というように使い分けるのが基本です。

初めて幹事をするなら、情報が多く、料金も確認しやすいチェーン店から検討すると、迷いにくいでしょう。慣れてきたら、会の目的に合わせて個人店も候補に入れてみてください。

予約時に確認したい追加料金(お通し代・席料・深夜料金)

飲み放題の料金だけを見て予約すると、後から追加料金が上乗せされて、想定より高くなることがあります。予約の段階で、追加料金を含めた総額を聞いておくことが何より大切です。

代表的な追加料金は、お通し代です。相場は300〜500円ほどですが、お店によっては断れない場合もあります。

個室を使う場合は、席料やサービス料が加算されるお店もあります。金曜や土曜に週末料金がかかるケースや、22時以降に深夜料金が発生するケースもあります。

追加料金の種類 目安・確認したいこと
お通し代 300〜500円ほど。断れるかどうかも確認
席料・サービス料 個室などで加算されることがある
週末料金 金曜・土曜に別途かかる場合がある
深夜料金 22時以降に発生する場合がある

予約のときは、次のように聞くと確実です。「飲み放題つきコースで、追加料金を含めた一人あたりの総額はいくらになりますか」と、はっきり尋ねましょう。

総額を聞いたうえで、参加者から集める金額を決めれば、当日の会計も落ち着いて進められます。

予約が確定したら、確認した内容を日時、人数、コース名、金額とともにメモしておくと安心です。お店とのやり取りを後で見返せるようにしておくと、認識違いを防げます。

▶ 動画で確認:お通し代・席料なしの店の例

飲み放題居酒屋「おすすめ屋」の公式チャンネルによる動画です。テレビ取材で、社長がお通し代や席料を取らず2,000円税込のみと説明する場面があり、追加料金の確認が大切だという本節の裏づけになります。

出典:【おすすめ屋】140品食べ飲み放題居酒屋「『スッキリ』全品食べ放題飲み放題居酒屋 おすすめ屋 上野店」(YouTube・約8分)

個室など席の種類はどう選ぶ?

席の種類は、会の雰囲気を大きく左右します。個室、半個室、テーブル席、カウンター席などがあり、人数や目的に合わせて選びます。

個室は、周りを気にせず話せるため、落ち着いた会や、大切な相手との食事に向いています。人数が多い宴会でも、声が気にならず盛り上がりやすい点が利点です。

一方、個室は数に限りがあるため、人数に合う部屋があるかどうかの確認が欠かせません。席料や、個室利用時の別料金がかかる場合もあります。

席ごとの特徴を、表で比べてみましょう。

席の種類 向いている会 確認したい点
個室 落ち着いて話したい会、少し改まった会 席料の有無、部屋の人数
半個室 程よい仕切りがほしい会 周りの音の聞こえ方
テーブル席 気軽な飲み会 席の配置、隣との距離
座敷 ゆったり座りたい会 足を伸ばせるか、段差の有無
POINT 個室は「ある」だけでなく、人数に合う部屋か、席料はいくらかまで確認すると、予算のずれを防げます。

大人数の宴会では、大型宴会に対応していると書かれたお店や、貸切ができるお店を探すと見つかりやすくなります。希望の人数を伝えて、対応できるかどうかを直接聞くのが確実です。

座席を選ぶときは、参加者の顔ぶれも考えましょう。年配の方がいる会では座敷より椅子席が楽な場合もありますし、小さなお子さんがいる会では、周りに気を使わずに済む個室が安心なこともあります。

席の希望はなるべく早く伝えるのがコツです。希望の席が決まっていれば、予約のときに「個室でお願いしたい」と明確に伝えましょう。

幹事のための予約前チェックリスト

ここまでの内容を、予約の前に確認できるチェックリストにまとめました。お店に電話をするときも、ネット予約のときも、この順に見ていけば抜け漏れを防げます。

項目は多く見えますが、一つずつ確認すれば数分で終わります。確認の結果は、メモに残しておくと便利です。

【予算と人数】

  • 一人あたりの予算の上限を決めたか。
  • 参加人数のおおよその数を把握したか。
  • お酒を飲まない人がいるか、確認したか。
  • 追加料金を含めた総額で予算を考えているか。

【時間】

  • 飲み放題の時間(90分・2時間・3時間)を決めたか。
  • ラストオーダーの時刻を聞いたか。
  • 開始時刻の数え方(入店時か、乾杯時か)を確認したか。

【ドリンク】

  • 生ビール、日本酒、ワインが対象に入っているか。
  • 対象外のドリンクを頼むと、いくら追加になるか。
  • ソフトドリンクの種類は十分か。
  • グラス交換制など、注文のルールを聞いたか。

【追加料金】

  • お通し代はいくらか。断れるか。
  • 席料やサービス料はあるか。
  • 金曜・土曜の週末料金はあるか。
  • 22時以降の深夜料金はあるか。

【席と予約】

  • 個室や座敷など、希望の席が取れるか。
  • 人数が増減した場合、いつまでに連絡すればよいか。
  • 予約の内容(日時・人数・コース名・金額)をメモしたか。

全部を確認できなくても、まずは「総額」「ラストオーダー」「対象ドリンク」の3つだけでも聞いておくと、大きな失敗は避けやすくなります。

飲み放題の予約は、金額と条件の確認がすべてです。相場を知り、条件を聞き、総額を伝えることができれば、幹事としての役目は十分に果たせます。

この記事の内容を参考に、参加者みんなが気持ちよく過ごせる会を計画してください。