赤ちゃんがママ以外の人に抱っこされるのを嫌がったり、知らない人に見つめられたりしただけで泣いてしまう人見知り。
仕事で家にいることが少ないパパも、赤ちゃんの人見知りの対象となってしまうこともあります。
私は1歳6ヶ月になる娘がいますが、生後3ヶ月~4ヶ月頃から激しい人見知りが始まり、今もまだ少し人見知りがあるんです。
そのため、赤ちゃんの人見知りについてはインターネットでいろいろと調べた経験があります。
赤ちゃんの人見知りが激しいとパパやおじいちゃん、おばあちゃんなどに赤ちゃんを預けて、ママだけが外出するということが難しくなりますよね。
今回は、赤ちゃんの人見知りで悩んでいるママに、人見知りの時期や理由、対策をお伝えします。
赤ちゃんの人見知りの時期はいつからいつまで?
「赤ちゃんの人見知りの時期はいつからいつまでなのか」は気になりますよね。
インターネットにある情報をまとめると早い子だと生後4ヶ月ごろから人見知りが始まり、だいたい1歳ごろには落ち着くことが多いそうです。
「たまひよ」の「育児用語辞典」では「赤ちゃんの人見知りのピークは生後7ヶ月~8ヶ月ごろ」と言われています。
ただ、赤ちゃんの人見知りは個人差が大きいため、「いつからいつまで」という時期は参考としてだけ考えてもらったほうがいいと思います。
私が仲良くしているママ友の赤ちゃんは、人見知りが1歳を過ぎてから始まっていました。
他のママ友の赤ちゃんでは、生後5ヶ月~1歳ごろまで人見知りがあったと思ったら、2歳ぐらいで再び始まったということもあったそうです。
私の1歳6ヶ月になる娘は、生後3ヶ月~4ヶ月頃から人見知りが始まり、今でも少し人見知りがあります。
生後3ヶ月では、人の区別が分かりそうもない月齢ですが、私以外の人から見られるだけで大泣きをし、無理に抱っこでもしてもらうものなら吐くまで泣いていたのを鮮明に覚えています。
夫は仕事で忙しくほとんど娘と接する事ができていないため「パパ見知り」もあり、夫が娘の面倒を見ようとするときでも、娘や嫌がって泣いていました。
我が家は私と夫の実家から離れた場所に住んでいますので、両家の祖父母に娘を会わせることがほとんどありません。
お盆に帰省したときに祖父母に娘を抱っこしてもらおうと思いましたが、娘は私から離すと大泣きしたため抱っこできず。
両家の祖父母は生まれてすぐの娘を抱っこしただけで、いまだに触れることもできていないんです。
私のようなケースはあまりないと思いますが、赤ちゃんの人見知りが始まると大変ですよね。
赤ちゃんの激しい人見知りの理由は?
赤ちゃんの人見知りの理由には、一体どんなことがあるのでしょうか。
インターネットで調べてみると赤ちゃんの人見知りの理由は、主に3つあるようです。
- 他人に対しての恐怖心
- 育ってきた環境による影響
- その子の個性
それぞれの理由についてお伝えしますね。
他人に対しての恐怖心
視力が良くなりママと他人の区別がつくようになってきた赤ちゃんは、ママ以外の人に対して「怖い」や「近づきたいけどこの人は大丈夫かな」といった心の葛藤もあるそうです。
目が見えないころはママとママ以外の人の区別が難しく、誰に抱っこされても平気だったのに、知らない人と目があったり抱っこされると「この人、怖い!」と思って泣いてしまうようです。
育ってきた環境による影響
日頃からママ以外の人と触れ合う機会が多かったり、大家族で毎日のように大勢の人が一緒に住んでいたりして、ママ以外の人に対して免疫ができている赤ちゃんは激しい人見知りはない傾向にあるそうです。
私のようにワンオペ育児で、私とだけしか一緒にいない娘は知らない人に対して免疫が全然なくて激しい人見知りをしてしまうんだと思います。
その子の個性
人見知りは赤ちゃんの個性ということもあります。
例えば同じ親から生まれた兄弟で、育った環境が同じであっても、「お兄ちゃんは人見知りをするけど弟は人見知りをしない」ということもあるそうです。
「育て方が悪かったのか」や「愛情が足りていなかったのか」と心配する必要はなく、その子の個性と考えた方がいいと思います。
人見知りをするしないで自分の子育てに悩む必要はありません。
その子の個性だと思って、とことん気長に付き合っていけるといいですね。
赤ちゃんの激しい人見知りの対策は?
赤ちゃんが急に泣き出してしまう人見知りにどのように対策すればいいのでしょうか?
人見知りが激しい娘を持つ私の経験も踏まえて対策まとめてみました。
ここでは3つの対策をお伝えします。
- 抱っこして優しくゆっくり説明する
- 他のことに興味を持たせる
- 他の赤ちゃんと触れ合う
抱っこして優しくゆっくり説明する
赤ちゃんが人見知りで泣き出してしまったら、
「この人は優しい人だから大丈夫だよ」
「この人は一緒に遊んでくれるよ」
「○○さんっていうママのお友達だよ」
など、赤ちゃんに笑顔で説明してあげます。
赤ちゃんとその人の距離をいきなり近づけたりはせず、適度な距離で赤ちゃんが落ち着くまで様子を見てあげてください。
私の娘には最初からこの方法の効果があった訳ではありませんが、徐々に私の話に耳を傾けてくれるようになり、娘が知らない人と会っても取り乱すことはなくなりました。
他の事に興味を持たせる
私の娘もそうですが、赤ちゃんは興味の対象が他に移るのが早いです。
人見知りで泣いているときは、その人ではなく、他のものに興味を持っていくようにするといいです。
スーパーで知り合いとばったり会ったときには、近くにある野菜や果物を指さして「○○ちゃんはリンゴが好きだよね」など、知り合いから目を逸らさせて、一旦赤ちゃんを落ち着かせます。
赤ちゃんが泣き止んだら、笑顔で優しく「この人はママのお友達だから大丈夫だよ」と説明してあげるといいですよ。
私は常に娘のお気に入りのおもちゃを持っていて、人見知りで娘が泣き始めたら、すかさずおもちゃを取り出して興味の対象をおもちゃに移させていました。
他の赤ちゃんと触れ合う
市区町村が開催している子育て関係の集まりに参加したり、公園に行って他の赤ちゃんや少し大きい子供と触れ合ったりすると、少しずつママ以外の人に慣れて人見知りが収まることもあります。
私は娘と一緒に市区町村が開催している子育て広場に参加して、同じ地域に住むママや赤ちゃんと触れ合うようにしていました。
その結果、娘の人見知りが完全になくなったわけではありませんが、女性と子供に対して人見知りがかなり軽減したんです。
ママ友の娘さんは人見知りが激しかったのですが、1歳で保育園に通い始めるようになってからは、すぐにお友達ができて先生とも仲良くなっていて、「今までの人見知りが何だったの?」と拍子抜けしてしまったママもいました。
少しずついろいろな場所で、いろいろな人と触れ合う機会を作ってあげると赤ちゃんの人見知りが少なくなっていくのかもしれませんね。
今回は赤ちゃんの人見知りの時期や激しい人見知りの理由と対策をお伝えしました。
インターネットの情報をまとめると赤ちゃんの人見知りの「いつからいつまで」という時期は「生後4ヶ月~1歳ごろ」、「たまひよ」によると「人見知りのピークは7ヶ月~8ヶ月」ということです。
インターネットで調べてみると赤ちゃんの人見知りの理由は、主に3つあります。
- 他人に対しての恐怖心
- 育ってきた環境による影響
- その子の個性
私が実際におこなっていた赤ちゃんの人見知りの対策は3つありました。
- 抱っこして優しくゆっくり説明する
- 他のことに興味を持たせる
- 他の赤ちゃんと触れ合う
赤ちゃんの人見知りが始まると、ママしか赤ちゃんのお世話ができなくなってしまうので疲れてしまいますよね。
ママは赤ちゃんから離れることができず負担は大きくなってしまいます。
私の娘の人見知りが激しかった時期には、お伝えした対策をおこないつつ「こういう時期なんだ」と気持ちを切り替えて何とか乗り切りました。
赤ちゃんの人見知りはすぐに治らないかもしれませんが、少しでも軽減されるといいですね。