母乳育児をしているママにとって、卒乳は大きなイベントですよね。

卒乳とは、主に母乳で育ってきた赤ちゃんが食べ物だけで栄養を摂るようになり、完全に授乳しなくなることを言います。

今まさに卒乳に向けてがんばっているママもいるのではないでしょうか?

赤ちゃんがしっかり離乳食を食べるようになったり、仕事復帰をしたいママにとっては、卒乳の時期について悩むと思います。

私の1歳9ヶ月になる娘が卒乳するときに、「他のママの卒乳はいつごろかな?」が気になって、いろいろとインターネットで調べました。

今回は赤ちゃんが卒乳をする平均はいつ頃なのか、1歳からの簡単な卒乳のやり方を私自身の体験を含めてご紹介していきます。

赤ちゃんが卒乳するのはいつごろが平均?

卒乳する時期の平均
 

インターネットで卒乳について調べてみると、「いつごろまでに卒乳しなければいけない」という決まりはないそうです。

ベネッセが運営する「たまひよ」の育児用語辞典に「基本的には1歳~1歳6ヶ月を目安に卒乳ができます」とありましたでの、平均というと「1歳3ヶ月」になりますね。

赤ちゃんの成長には個人差がありますので、もちろん卒乳のタイミングだって違うと思いますが、多くのママたちが卒乳するべくがんばっていると思います。
 

以前は、1歳ごろが卒乳の時期だと言われてきましたが、最近は少し考え方が変わってきているようで「ママがあげたいなら子供が欲しがる間はあげてもいい」という考え方も浸透しているようです。

2歳や3歳のお子さんがいるママ友から「まだ授乳してるよ~」ということを聞いたことがありますが、1歳ごろに卒乳して欲しいなと思っていた私は「えっ!そんなに長く授乳してるの?」と驚きました。

しかし、日本助産師会の「赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援」には「WHOは、生後半年は完全母乳を、そして2歳以降でも母乳を続けることを推奨しています。(離乳食が始まった後も)」とあります。

私が知らなかっただけで、多くのママが2歳以降でも授乳しているのかもしれません。
 

卒乳には、赤ちゃんから自然におっぱい離れしてくれる「自然卒乳」、仕事復帰や保育園など何か事情によって授乳をやめる「計画的卒乳」があります。

私は仕事復帰や保育園に預ける予定はありませんでしたが、ワンオペ育児で毎日が辛かったので、できるだけ早く娘には卒乳してほしいと思っていました。

そのため、「娘が卒乳するのはいつごろがいいか?」と悩んでいましたが、いろいろと卒乳に向けて準備をして、娘が1歳4ヶ月のころに卒乳してくれました。

仕事や保育園などの事情があるママ以外にも、私のように少しでも早く卒乳してほしいと思っているママも多いのではないでしょうか。
 

卒乳について気になるママのために、次は1歳からの簡単な卒乳のやり方をお伝えします。

1歳からの簡単な卒乳のやり方まとめ!

卒乳のやり方
 

それではどのように「卒乳」をしていけばよいのでしょうか。

私は娘に1歳ぐらいで卒乳してもらうために、インターネットで調べたり、ママ友に聞いたり、いろいろと卒乳に向けて準備をしていました。

そして、その結果として娘が1歳4ヶ月ごろに卒乳してくれたんだと思います。

ここでは、実際に私がやってみた計画的に卒乳するやり方を「断乳の開始」と「断乳から卒乳へ」と2つに分けてお伝えします。

断乳の開始

私は娘がちょうど1歳のころにから夜間の断乳を決行しました。

1歳と言っても赤ちゃんによって個人差がありますので、「いつから断乳すればいいか」は悩みますよね。
 

インターネットの情報によると、次の4つを赤ちゃんができるようになっていれば断乳に踏み切ってもいいそうなので、私も娘がこの条件をクリアしてから断乳を始めました。

  • 1人で歩ける
  • 1日3回の離乳食をしっかり食べていて、母乳やミルク以外からの栄養が摂れている
  • ママの言っていることが理解できる
  • おっぱい以外で水分補給ができる

 

娘の場合はおっぱいを飲むというよりは、「おっぱいを口に入れて安心したい」と思っていたようなので、まずは夜寝かしつけてから朝までは「授乳しない」を徹底することに。

1歳にもなるとママの言っていることが理解できているので、私は「「おっぱいバイバイしようね」といつも娘に声をかけていたんです。

個人差が大きいですが、赤ちゃんは生後9ヵ月頃~3歳半の間に「おっぱいを吸いたい」という欲求が消えるそうですよ。

断乳から卒乳へ

私がおこなった断乳から卒乳に向かう流れはこんな感じです。

1.まずは夜間断乳をする
2.昼間は気を紛らわすため授乳時間帯にあえて外に出て遊ばせる
3.徐々に日中の授乳を減らす
 

断乳をおこなうときは、できるだけ離乳食を娘に食べてもらえるように心がけていましたが、娘が思うように食べてくれないときは、できるだけ外遊びやお散歩をするようにしていました。

私の心配をよそに夜間断乳はスムーズに成功し、娘が1歳2ヶ月のころには授乳が朝晩の2回になったんです。

こうして徐々に授乳の回数が減り、1歳4ヶ月ごろに娘の方からおっぱいが必要なくなったのか、急に求めてこなくなり、そのまま卒乳となりました。

断乳がなかなかうまくできないママ友の中には、おっぱいに絆創膏を貼ったり、わさびやからしを塗ったというママもいました。

インターネットで断乳について調べてみるとこういった方法で断乳しているママも多くいるようです。

 

私が子育てするに当たって最も大切だと思うことはスキンシップです。

おっぱいがないことで、娘が「ママに嫌われちゃった」、「なんでくれないの?」と感じさせないためにも、娘が甘えたい様子を見せたら、いっぱい抱きしめてスキンシップをするようにしてあげました。

赤ちゃんの心と身体にママの愛情が一番いいんだと思います。

 
 
 

今回は「赤ちゃんが卒乳するのはいつごろが平均?1歳からの簡単なやり方まとめ!」をお伝えしました。
 

インターネットの情報によると、赤ちゃんが卒乳するのは、1歳~1歳6ヶ月が平均だそうです。

私の娘は1歳4ヶ月のときに卒乳しました。
 

私がおこなった断乳から卒乳に向かう流れです。

1.まずは夜間断乳をする
2.昼間は気を紛らわすため授乳時間帯にあえて外に出て遊ばせる
3.徐々に日中の授乳を減らす
 

卒乳のタイミングや理由は人それぞれ異なりますよね。

今回お伝えした卒乳児期はあくまで目安です。

ママが大丈夫であれば、無理に卒乳をする必要はないと思います。
 

逆に卒乳をしなければならない場合には、計画卒乳をおすすめします。

計画卒乳でも、すぐに卒乳するのは難しいかもしれませんが、根気強く続ければ、卒乳できると思いますよ。