お子さんが初めてお箸の使い方の練習をするときって、どんなお箸を選べばいいか悩みますよね。
妻から教えてもらったのですが、ママ友の間でも「何歳からお箸の練習するか」「どんなお箸を使うか」ということがよく話題になっているそうです。
ただ、私は娘にお箸の練習を初めるときには「エジソンのお箸で練習する」と決めていました。
その理由は、姪っ子が3歳になる前頃からエジソンのお箸を使い始め、幼稚園に入ってしばらくすると自然に普通のお箸が使えるようになったからです。
今回は、私の実体験を元に、エジソンのお箸を使い始める時期や普通のお箸に移行する時期、エジソンのお箸の使い方やデメリットについてお伝えします。
お子さんのお箸の練習はエジソンのお箸がおすすめ
お子さんがお箸の持ち方を練習するときに悩むのが「どういったお箸で練習するか?」ですよね。
大きく分けると持ち方の練習をするときのお箸は2つあります。
- トレーニング箸
- 普通のお箸
お子さんのお箸の練習には、トレーニング箸をおすすめします。
トレーニング箸とは、お箸に指を入れるリングがついていて、正しい箸の持ち方ができるお箸です。
小さいお子さんでも簡単に使える工夫がされていますので、ママやパパにとっても楽ですよ。
しつけ箸、矯正箸とも呼ばれています。
そのトレーニング箸で有名なのがエジソンのお箸です。
インターネットでお子さんのお箸のことを調べると、エジソンのお箸についての内容が多く表示されると思います。
かわいいキャラクターがついたエジソンのお箸もあるため、お子さんは楽しんでお箸を使えるようになりますよ。
次はエジソンのお箸をいつからいつまで利用すればいいかをお伝えします。
エジソンのお箸はいつからいつまで利用する?
「エジソンのお箸は小さいお子さんでも簡単に使える」とお伝えしましたが、では「いつからいつまでエジソンのお箸を使うの?」ということが気になりますよね。
私の娘(長女)は、2歳5ヶ月~4歳5ヶ月の2年間、エジソンのお箸を使っていました。
私の娘を例にして、エジソンのお箸の利用期間、そしてエジソンのお箸を卒業した後についてもお伝えしますね。
2歳5ヶ月からエジソンのお箸を使い始める
私の長女は、2歳5ヶ月からママやパパのお箸に興味を持ち始めたため、その頃に娘が好きだったくプーさんのエジソンのお箸を買いました。
このプーさんのエジソンのお箸は、3つのリング(親指、人差し指、中指)がついているため、リングに指を入れるだけで簡単にお箸が持てる仕組みになっています。
エジソンのお箸はリングがついていて持ちやすいとは言え、最初のころはどうやって持っていいのか、娘は戸惑っていましたが、少しずつ持ち方を教えると数日で上手に持てるようになりました。
外食用にもエジソンのお箸を購入する
その後、1週間ぐらいで、エジソンのお箸を使って食事ができるようになり、外食用にミニーのエジソンのお箸(3つのリング)を購入しました。
エジソンのお箸を買った当初は、ジップロックにエジソンのお箸を入れて持ち歩いていましたが、専用ケースを購入してからは、いつもこの専用ケースに入れてエジソンのお箸を持ち歩いています。
外食のときなど、エジソンのお箸を持ち運ぶときには専用ケースがあると便利です。
最初からエジソンのお箸と専用ケースがセットになっているものもありますよ。
4歳になり親指にリングがついていないタイプのエジソンのお箸に切り替え
最初のエジソンのお箸を使い始めてから、1年7ヶ月が経過したころ(長女が4歳になったとき)に2つのリング(人差し指と中指)がついたエジソンのお箸に変えました。
この2つのリングのエジソンのお箸は親指のリングがないため、それまで固定されていた親指が自由になります。
長女は、使い始めたときには親指が上手に固定できませんでしたが、数日するとすぐに使えるようになりました。
4歳6ヶ月にリングがついていないタイプのお箸に切り替え
長女が幼稚園に入園した当初、クラスメイトの子供たちの多くはエジソンのお箸を使っていましたが、夏休み頃から普通のお箸やリングがついていないトレーニング箸を使い始めました。
そのため、長女も次の段階へ以降すべく、いろいろとトレーニング箸を悩んでいたときに、ママ友から「ちゃんと箸」をすすめられたんです。
長女が4歳6ヶ月になったごろでした。
この「ちゃんと箸」はエジソンではなく、「イシダ」というメーカーが販売しており、シリコンで指をサポートしてくれます。
エジソンのお箸に慣れてしまっていると「ちゃんと箸」はリングがないため、指が開き気味になってしまいますが、人差し指と中指でシリコンを挟むようにして使うと指の広がりが抑えられます。
このシリコンの部分は取り外しが可能(簡単に取れます)なので、長女が使い慣れてきたときに外しました。
4歳11ヶ月にトレーニング箸の最終段階へ
シリコン部分がなくても「ちゃんと箸」を使えるようになり、最終段階のお箸トレーニングとして、「卯るし庵」の「矯正箸」を長女に購入しました。
この矯正橋は、正しいお箸を持つときの指の位置が印や凹凸でわかるようになっています。
長女は「どのようにこの矯正橋を持っていいか」がなかなか覚えられませんでしたが、何度も使ううちに持ち方がわかるようになりました。
最初はぎこちない使い方でしたが、1ヶ月もすると上手く使えるようになったんです。
そして、長女が年長になる5歳には普通のお箸が使えるようになり、幼稚園に大好きなベル(美女と野獣)のお箸を持っていっています。
次女はお姉ちゃんがエジソンのお箸を使っているのを毎日見ているため、1歳11ヶ月ごろから、3つのリングがついたエジソンのお箸(長女が使っていたくまのプーさん)を使いはじめました。
下の子は何でも早いですね。
次はエジソンのお箸の使い方をお伝えします。
エジソンのお箸の使い方は?
エジソンのお箸は、リングに指を入れるだけで簡単に使えますが、具体的な使い方をお伝えします。
■1.リングに軽く指を入れます。
■2.親指は固定して、人差し指と中指を動かします。
■3.大きいものを掴む練習をして、少しずつ小さいものを掴めるように練習します。
※ このとき、手をパーにして(開く力が外に働いて)、箸を広げようとすることが多いです。
■4.「1~3」ができるようになったら、薬指を図2のAの部分に添えて、箸を動かすときに安定するようにします。
■5.普通のお箸に移行、または普通のお箸とエジソンのお箸を交互に使って、普通のお箸に慣れていきます。
図3の点線で囲まれた部分のように人差し指と薬指の位置がポイントです。
次はエジソンのお箸のデメリットと言われている部分や私の考えをお伝えします。
エジソンのお箸のデメリットは?
エジソンのお箸を使う主なデメリットはこちら。
この場合特に指先に力が入ると思います。
エジソンのお箸では先端部分を広げるときに、指をじゃんけんのパーの形にして(リングの部分を使って)しまいがちです。
そして先端を狭くするときには、指先ではなく指の第一関節に力を入れるようになります。
エジソンのお箸を使うとこの癖がついてしまい、デメリットとして「普通のお箸に移行するのが難しい」と言われることがあります。
私はこのデメリットを理解してなおエジソンのお箸を娘たちに使わせています。
お子さんにお箸の持ち方を教えるとき、いきなり普通のお箸(または普通のお箸に形が近いトレーニング箸)では全くと言っていいほど、上手くお箸が使えないと思います。
ママやパパが付きっきりになって、普通のお箸の持ち方を練習してあげられるのが理想ではありますが、現実的に考えると育児や家事、仕事で忙しいママやパパには、その時間がなかなかとれないですよね。
お箸の持ち方を一緒に教えられず、お子さんが自由に普通のお箸を使う状態が続くと、握り箸など変な癖がついてしまいます。
時間があるときにお箸の持ち方を教えても、なかなか上手く行かないため、ママやパパにとってもストレスになり、それがお子さんに伝わり、お子さんもお箸を使うのが嫌になってしまうこともあります。
いきなり、普通のお箸で練習し始めるとこの感覚がないため、ママやパパが一生懸命に説明したり、お箸の使い方を教えても
「何のためにこれやってるんだろう?」
「よくわかんないから、つまらない」
とお子さんが感じてしまうかもしれません。
エジソンのお箸は使い方が簡単なので、最初は戸惑っていても、お子さんはすぐに慣れてしまうはずです。
実際に私の娘もエジソンのお箸を使うのにすぐ慣れました。
まずはお子さんにエジソンのお箸で
「箸ってこんなに簡単で便利にパクパク食べられるんだ」
と食事ができることを実感しイメージしてもらうことが大切だと思います。
好きなキャラクターのエジソンのお箸を選んであげるとお子さんのお箸の使い方のモチベーションも上がりますよ。
エジソンのお箸には右利き用と左利き用がありますので、左利きのお子さんでも安心です。
今回は、エジソンのお箸を使い始める時期、使い方やデメリットをお伝えしました。
育児全般で言えることですが、理想が正しいとわかっていても、現実には難しいことがたくさんあります。
お子さんにもママやパパにとってもストレスがないエジソンのお箸で、初めてのお箸の練習ができるといいですね。
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