私には小学生の子供が2人いますが、2人とも高学年になってから、睡眠時間が少なくなってきていることが気になっています。

昔から「寝る子は育つ」と言いますが、逆に睡眠時間が少ない子供はどうなってしまうのでしょうか?

大人の私でも睡眠時間が少ないと頭痛がしたり、集中力がなくなったりしますので、成長期の子供にとっては睡眠時間がとても重要だと思います。

小学生の睡眠時間の理想や平均って一体どれぐらいなんでしょう。

睡眠が少ないと子供たちの学力や身長に影響が出てしまわないか心配です。

そのため、今回は厚生労働省の資料など、公的機関や調査機関が公表している情報で、小学生の睡眠時間について調べてみました。

小学生の睡眠時間の理想は?

寝ている男の子
 

厚生労働省が2024年2月に公表した「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、小学生は9〜12時間を参考に睡眠時間を確保することを推奨しています。

この目安は米国睡眠医学会の推奨にもとづくもので、ガイドでは「多くの国で参考にされています」と説明されています。

出典:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(PDF)

なお、アメリカの国立睡眠財団(NSF)は、6歳から13歳の子どもの睡眠時間の目安を9〜11時間としています。

出典:National Sleep Foundation「How Many Hours of Sleep Do You Really Need?」(英語)
 

理想の睡眠時間って、けっこう多いんですね。

私の子供たちは小学校中学年のころまでは9時間以上の睡眠時間がありましたが、高学年になると8時間30分ぐらいの睡眠時間に減っています。

夜の遅い時間のテレビドラマやバラエティ番組を見始めたり、習い事が遅い時間になったりしているので、それに伴って寝る時間も遅くなっています。

ママ友のお子さんも小学校中学年のころは理想の睡眠時間が確保できても、高学年になると私の子供たちと同じように睡眠時間が少なくなっているそうです。
 

では次に、「一般的な小学生は何時に寝て、何時に起きているんだろう?」と気になったので、調査結果を調べてみました。

小学生の睡眠時間の平均は?

学研教育総合研究所の「小学生白書」(2025年11月のインターネット調査・小学1〜6年生1,200人)によると、小学生の平均就寝時刻は21時37分、平均起床時刻は6時41分でした。
 

学年別に見ると、上の学年ほど寝る時刻が遅くなる傾向があり、6年生の平均就寝時刻は21時59分でした。

出典:学研教育総合研究所「小学生白書Web版 2025年11月調査」就寝時刻/起床時刻
 

厚生労働省のe-ヘルスネットでも、日本のこどもの睡眠時間は「平均すると推奨時間を下回る、もしくは下限付近」と説明されています。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「こどもの睡眠」
 

私の子供たちは、小学校高学年になってから、夜10時に寝て、朝6時30分に起きています。

この場合だと睡眠時間が8時間30分です。

厚生労働省の目安(9時間~12時間)の範囲に入れるためには、夜9時30分に寝れば、睡眠時間が9時間となりますので、遅くても夜9時30分には寝るように子供たちに伝えようと思います。

厚生労働省の睡眠ガイドでも、小学生以降は早起きの習慣を保ったうえで、推奨される睡眠時間から逆算して夜寝る時間を決めることを勧めています。
 

小学生の睡眠時間が少ないと学力や身長に影響するのでしょうか?

次で詳しくお伝えしますね。

小学生の睡眠時間が少ないと学力や身長に影響する?

私の子供たちは学年が上がるにしたがって、習い事の時間が遅くなっています。

午後6時ごろに習い事から帰ってきて、夕食を済ませて、ゆっくりして、お風呂に入っているとあっという間に午後10時ごろになってしまいます。

どうしても寝る時間が遅くなってしまうんです。

そのため、子供たちの睡眠時間が少なくなって、学力や身体に悪い影響が出ないか心配しています。

ここでは学力と身長について、厚生労働省の資料に書かれていることをまとめてみました。

それぞれの詳細をお伝えしますね。

睡眠時間が少ないと学力に影響する?

居眠りしている男の子
 

厚生労働省の睡眠ガイドでは、こどもの睡眠時間が不足すると、肥満のリスクが高くなること、抑うつ傾向が強くなること、学業成績が低下すること、幸福感や生活の質(QOL)が低下することが報告されていると紹介しています。

出典:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(PDF)
 

e-ヘルスネットでは、夜更かしで睡眠が足りず、眠気のために授業に集中できない子どもが数多くいることも指摘されています。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「こどもの睡眠」
 

睡眠不足は学業成績の低下につながると報告されているので、勉強の時間を確保するために睡眠を削るのは避けたいですね。
 

これは子供だけじゃなく大人も当てはまると思います。

私も仕事をするときに睡眠時間が十分に足りていると頭がすっきりして仕事がはかどりますが、睡眠時間が少ないと仕事のし始めはいいのですが、しばらくするとボーッとして集中できなくなってしまいます。

そして、何度も手順を復習して覚えようとしても、睡眠時間が少ないときは全然頭に入ってきません。
 

我が家でも、夜遅い時間まで勉強するのではなく、早めに勉強を済ませて、早めに寝るのを心がけたいと思います。

睡眠時間が少ないと身長に影響する?

身長測定している男の子
 

「成長ホルモン」と睡眠の関係について、厚生労働省のe-ヘルスネットでは、眠りについた直後の深い眠り(徐波睡眠)に一致して成長ホルモンの分泌がみられると説明されています。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「ノンレム睡眠」
 

ただし、「睡眠時間が短いと身長がどれくらい伸びにくくなるのか」については、今回確認した厚生労働省の資料には書かれていませんでした。

一方で、睡眠不足が肥満のリスクを高めることは、先ほどの睡眠ガイドで報告されています。
 

身長への影響ははっきりしませんが、睡眠不足が学業成績や体の健康に良くないことは、公的な資料からもわかりました。

 
 
 

今回は小学生の睡眠時間の理想や平均、睡眠時間が少ないと学力や身長に影響するかどうかを、厚生労働省の資料などで調べてみました。
 

厚生労働省の目安では、小学生の睡眠時間は9時間から12時間です。

一方、2025年11月の調査では小学生の平均就寝時刻は21時37分、平均起床時刻は6時41分で、学年が上がるほど寝る時刻が遅くなっていました。

睡眠時間が不足すると学業成績の低下や肥満のリスクにつながることが報告されています。身長については、成長ホルモンが眠りについた直後の深い眠りに合わせて分泌されることはわかっていますが、睡眠時間の長さとの関係までは今回の資料では確認できませんでした。
 

小学生のうちから、厚生労働省の目安を参考に十分な睡眠時間を確保することが大切だということがわかりました。

私の子供たち(小学校高学年)は、勉強や習い事で忙しい日々を送っていますが、9時間以上の睡眠時間がとれるように早く寝るように伝えようと思います。

参考にした資料(2026年10月4日確認)