削除・非表示・リスト削除の3種類と操作できる端末まとめ

Amazonプライムビデオの視聴履歴は、「視聴履歴の削除(非表示)」「トップページの最近見た作品を隠す」「ウォッチリストから外す」という3種類の操作で管理できます。それぞれ目的が少し違うので、何をしたいのかによって使う機能が変わります。まずここで全体像を把握してから、次の章の手順に進むとスムーズです。

視聴履歴を管理したくなる理由は人それぞれです。家族と同じアカウントを使っているため見られたくない作品がある、子ども向けコンテンツと大人向けコンテンツが混在していて整理したい、単純にトップページをすっきりさせたいといったケースが代表的です。どの目的に対してどの操作が有効かを最初に整理しておくと、無駄なく目的を達成できます。

視聴履歴の「削除」といっても、実際にはAmazon側では「非表示(Hide)」という扱いになります。履歴から見えなくなるという目的には十分役立ちますが、Amazonのシステム内部の記録がすべて消えるわけではない点は頭に入れておきましょう。それでも、家族や同居人のスマホや画面から該当タイトルが見えなくなるという実用的な目的は十分に果たすことができます。

3種類の操作の違いを補足します。「視聴履歴の削除(非表示)」は、視聴履歴の管理ページから特定の作品を一覧上から消す操作で、トップページの「続きから見る」セクションからも同時に消えます。「トップページの最近見た作品を非表示にする」は、履歴の管理ページを使わず、トップページ上のサムネイルを直接操作する方法で、履歴ページから消す操作と最終的な見え方はほぼ同じです。「ウォッチリストから外す」は視聴履歴とは完全に別の機能で、「後で見る」として登録したタイトルを削除する操作です。視聴履歴には影響しません。

3種類の操作と対応端末を表でまとめます。操作によってPCブラウザでしかできないものがあるため、スマホしか手元にない方は「スマホのブラウザでPC版サイトを開く」という方法が有効です。

操作の種類 PCブラウザ スマホ・タブレット(ブラウザ) プライムビデオアプリ
視聴履歴を削除(非表示)する ◯(PC表示推奨) ✕ 非対応
トップページの「最近見た作品」を非表示 ◯(PC表示推奨) △(一部端末で可能)
ウォッチリスト(後で見る)から外す

この表からわかるように、視聴履歴の完全な削除操作はブラウザ経由でのみ可能で、スマホのプライムビデオアプリからは行えません。スマホしかない場合でも、SafariやChromeなどのブラウザからAmazonのサイトを開けば同じ操作ができるため、アプリにこだわる必要はありません。以降の章でそれぞれの具体的な手順を解説します。

また、一度非表示にした作品は「視聴済み作品を再び表示する」という操作で元に戻すこともできます。誤って消してしまった場合でも取り返しがつくため、まずは気軽に試してみることをおすすめします。どの操作も数クリックで完了するほどシンプルです。

POINT 「視聴履歴を消したい」場合はPCブラウザかスマホのブラウザを使う。アプリからは削除できないが、ウォッチリストからの除外はアプリからも操作できる。

PCブラウザで視聴履歴を操作する手順

PCブラウザからの操作が最も確実で、3種類すべての操作に対応しています。WindowsでもMacでも手順は同じです。Chrome、Edge、Firefox、Safariいずれのブラウザでも問題なく使えます。まずAmazonにログインした状態で始めましょう。

Amazonのアカウントにログインしていない場合は、先にamazon.co.jpを開いてサインインを済ませてください。ファミリーアカウントや共有アカウントを使っている方は、操作したいアカウントでログインしているかどうかを確認してから始めると安心です。画面右上に表示されているアカウント名を確認する習慣をつけておくと、誤ったアカウントで操作するミスを防げます。

PCブラウザからできる操作は大きく3つに分かれます。それぞれの具体的な手順を以下の節で解説します。操作に慣れていない方は上から順番に読み進めてください。すでにウォッチリストや非表示の管理について知っている方は、目的の節に直接ジャンプしても問題ありません。

視聴履歴ページから視聴済み作品を削除する

視聴履歴の管理ページはAmazonのアカウントページから開けます。以下の手順で進めてください。

  1. amazon.co.jpをブラウザで開き、ログインする
  2. 画面右上の「アカウント&リスト」にカーソルを合わせる
  3. 表示されたメニューの中から「アカウントサービス」をクリックする
  4. 「デジタルサービスとデバイスのサポート」または「Primeビデオの設定」を探してクリックする
  5. 左側のメニューまたはページ内から「視聴履歴を管理する」を選ぶ
  6. 削除したい作品が表示されたら、その右側にある「非表示にする」ボタンをクリックする

Amazonのサイトはメニュー構成がアップデートによって変わることがあります。「視聴履歴を管理する」が見つかりにくい場合は、amazon.co.jpの検索窓に「視聴履歴」と入力するか、ブラウザのアドレスバーに直接URLを入力してアクセスする方法も有効です。検索窓に入力した場合は検索結果にアカウント関連の項目が表示されるので、そこから辿るとスムーズです。

視聴履歴の一覧が表示されると、日付順に視聴した作品のタイトルとサムネイルが並んでいます。各タイトルの横にある「非表示にする」のリンクをクリックすると、その作品が履歴の表示から消えます。まとめて複数の作品を消したい場合は、1つずつ「非表示にする」を繰り返す必要があります。一括削除のボタンは現時点では用意されていないため、時間をかけて地道に操作することになります。

「非表示にする」を押した直後は、ページをリロードするまで一覧に残って見えることがあります。ページを更新すると、対象の作品が一覧から消えていることを確認できます。消したはずなのに表示が残っているように見える場合は、一度ブラウザを更新してみてください。それでも消えない場合は、キャッシュが残っている可能性があるため、ブラウザの画面を一度完全に閉じて再度開くと解消されることがあります。

履歴の件数が多い場合、ページの下部に「次のページ」リンクが表示されることがあります。視聴履歴は1ページに表示される件数が限られているため、古い履歴を消したい場合は複数ページをめくりながら探す必要があります。日付が古い作品ほど一覧の下の方(または後のページ)に表示されるため、スクロールや次ページへの移動を繰り返してください。

なお、非表示にした作品を再び表示させたい場合は、同じ視聴履歴の管理ページで「非表示の履歴を表示する」というリンクをクリックすると、これまでに非表示にした作品の一覧が別途表示されます。そこから「再び表示する」などの操作を選ぶと元の状態に戻すことができます。消しすぎてしまった場合の救済手段として覚えておくと安心です。

ウォッチリスト(後で見る)から作品を外す

プライムビデオの「ウォッチリスト」は、作品ページで「後で見る」ボタンを押したときに登録されるリストです。視聴履歴とは別の機能ですが、こちらも家族や同居人の目に触れることがあるため、整理しておきたい方もいるでしょう。ウォッチリストは「マイリスト」と表示される場合もあり、呼び名はUIのバージョンによって異なります。

ウォッチリストから作品を外す方法は2つあります。1つ目は、プライムビデオのサイト(primevideo.com)を開いて、上部メニューの「マイリスト」または「ウォッチリスト」ページにアクセスする方法です。登録作品の一覧が表示されるので、外したい作品のサムネイルにカーソルを合わせると「✕」ボタンや「リストから削除」の選択肢が表示されます。それをクリックするとリストから外れます。

2つ目は、作品の詳細ページから操作する方法です。外したい作品のページを開くと、タイトル下に「ウォッチリストに追加済み」や「マイリストから削除」といったボタンが表示されているはずです。そのボタンをクリックすれば、ウォッチリストから除外できます。どちらの方法でも結果は同じなので、使いやすい方を選んでください。

ウォッチリストはアカウントに紐づいているため、同じアカウントにログインしているどの端末からでも共有されます。PCで外したリストの変更はスマホアプリにも反映されるので、どちらか一方で操作すれば十分です。多くのタイトルをウォッチリストに追加していて整理したい場合は、PCブラウザのウォッチリストページを開いてまとめて削除する方が効率的です。スマホのアプリでも操作自体は可能ですが、一覧を見ながら複数まとめて整理するにはPCの大きな画面の方が作業しやすい傾向があります。

ウォッチリストへの登録は削除操作の逆で、作品の詳細ページにある「後で見る」または「マイリストに追加」ボタンを押すだけです。一度リストから外した作品を再度追加したい場合は、その作品の詳細ページを開いてボタンを押せば元に戻すことができます。

トップページの「最近見た作品」を非表示にする

プライムビデオのトップページには「続きから見る」や「最近見た作品」という形で、最近視聴したタイトルが表示されます。履歴の削除とは別に、このセクションの表示を消したい場合にも対応できます。視聴が途中のまま時間が経って「続きから見る」に残ってしまった作品など、トップページから素早く消したい場合に便利な操作です。

操作方法は次の通りです。primevideo.comをブラウザで開き、トップページの「続きから見る」セクションを探します。非表示にしたい作品のサムネイルにカーソルを合わせると、サムネイル上に「…」(その他)ボタンや「✕」アイコンが表示されます。そのボタンをクリックして「このタイトルを非表示にする」または「リストから削除」を選択してください。

この操作を行うと、そのタイトルはトップページの「続きから見る」セクションから消えます。視聴履歴の管理ページで非表示にした作品もこのセクションから消えるため、どちらの方法でも同様の効果が得られます。視聴を途中でやめた作品が「続きから見る」に残っていて困っている場合にも、この操作が役立ちます。トップページ上での操作は手間が少なく済む分、対象作品が少ない場合に向いています。

なお、「続きから見る」セクション自体をまるごと非表示にするオプションは、現時点のプライムビデオのサイトでは用意されていません。個別のタイトルごとに非表示にする操作が必要です。多くの作品を一気に消したい場合は、視聴履歴ページから非表示操作をまとめて行うほうが効率的です。また、トップページで非表示にした作品と、履歴の管理ページで非表示にした作品は同じデータに基づいているため、どちらかで操作すれば両方に効果が出ます。二重に操作する必要はありません。

「続きから見る」セクションが見つからない場合は、ページを下方向にスクロールしてみてください。プライムビデオのトップページはスクロールに応じてさまざまなカテゴリや特集セクションが表示される構成になっています。視聴を開始した作品が1本もない場合や、すべての作品をすでに非表示にしている場合は、このセクション自体が表示されないこともあります。

スマホ・タブレットで視聴履歴を操作する手順

スマホやタブレットからも視聴履歴を操作できます。ただし、プライムビデオの専用アプリからは視聴履歴の削除ができない点に注意が必要です。アプリではなくブラウザを使うことで、PCと同等の操作が可能になります。以下では端末に応じた方法を順番に説明します。iPhoneとAndroidのどちらでも手順の基本は共通ですが、ブラウザのメニュー名称などに若干の差があるため、それぞれの端末に合わせた補足も交えて解説します。

ブラウザ版(推奨)で削除する方法

スマホやタブレットでも、SafariやChromeなどのブラウザからAmazonにアクセスすれば、PCと同じ手順で視聴履歴を削除できます。スマホのブラウザはデフォルトでモバイル表示になっていることが多いですが、視聴履歴の管理ページはPC版の表示のほうが操作しやすいため、以下の手順を参考にしてください。

  1. スマホのSafariやChromeなどのブラウザを開く
  2. amazon.co.jpにアクセスしてログインする
  3. ブラウザの設定メニューから「デスクトップ用サイトを表示」または「PC版サイト」を選ぶ(iPhoneはSafariのアドレスバー左端の「Aa」ボタンから選択、AndroidはChromeの右上「⋮」メニューから「PC版サイト」にチェックを入れる)
  4. PC版と同じ手順で「アカウント&リスト」→「視聴履歴を管理する」と進む
  5. 削除したい作品の横にある「非表示にする」をタップする

PC版の表示に切り替えると、文字や項目が小さくなりますが、2本指のピンチ操作で拡大しながら操作できます。「視聴履歴を管理する」のリンクが見つからない場合は、ブラウザのアドレスバーにURLを直接入力してアクセスする直接入力の方法が便利です。PC版サイトに切り替えた後、ページを一度更新すると表示が安定することがあります。

タブレット(iPadなど)の場合は画面が大きいため、PC版表示への切り替えなしでも操作しやすいことがあります。まずモバイル版で視聴履歴の管理ページを開いてみて、操作しにくければPC版に切り替えてください。どちらでも機能そのものに差はありません。iPadのSafariは一定のサイズ以上の画面ではデフォルトでPC版に近い表示になるため、切り替えが不要なケースも多いです。

iPhoneのSafariを使う場合、アドレスバーが画面下部に配置されていることがあります(iOS 15以降のデフォルト配置)。「Aa」ボタンが見当たらない場合は、アドレスバーをタップすると表示される「Aa」アイコンや設定アイコンを探してみてください。Androidの場合はChromeの右上にある縦3点アイコン(⋮)をタップし、メニューの中から「PC版サイト」の項目にチェックを入れます。

アプリから作品を非表示にする

プライムビデオのアプリでは、視聴履歴の完全削除はできませんが、トップページの「続きから見る」セクションから特定の作品を非表示にする操作はできる場合があります。端末やアプリのバージョンによって表示が異なりますが、以下の手順を試してみてください。

  1. プライムビデオアプリを開いてホーム画面を表示する
  2. 「続きから見る」セクションを探し、非表示にしたい作品のサムネイルを長押しする(または「…」ボタンをタップする)
  3. メニューが表示された場合、「このタイトルを非表示にする」や「リストから削除」を選ぶ

ただし、アプリ版での非表示操作は端末やバージョンによって表示されないことも多いため、確実な方法ではありません。もし長押しメニューが出ない場合は、ブラウザ経由での操作に切り替えることをおすすめします。ウォッチリストの管理(追加・削除)はアプリからもスムーズに行えます。

アプリ版では、ウォッチリスト(マイリスト)の操作が最も安定しています。ホーム画面の下部メニューから「マイリスト」または「マイストア」を開き、外したい作品のサムネイルを長押しするか、作品詳細ページで「マイリストから削除」をタップすると、リストから外すことができます。視聴履歴の削除とウォッチリストの管理は別の機能なので、目的に応じて使い分けるようにしてください。

アプリのバージョンによっては、「設定」メニュー内にアカウント情報や視聴履歴に関する項目が追加されていることもあります。アプリを最新バージョンにアップデートした上で設定メニューを確認してみることで、新しい操作方法が利用できるようになる場合があります。ただし、根本的な視聴履歴の管理機能はアプリ側に実装されていないことがほとんどであるため、ブラウザを使う方法を基本として覚えておくことが重要です。

Amazonショッピングアプリのメニューからまとめて管理する

プライムビデオの専用アプリとは別に、Amazonのショッピングアプリ(通常のAmazonアプリ)からもプライムビデオの一部設定にアクセスできます。ショッピングアプリは日常的なお買い物に使う機会が多い分、Amazonアカウント全体の管理画面へのアクセスが比較的わかりやすく整理されているため、慣れている方には向いている方法です。ショッピングアプリでの手順は次の通りです。

  1. AmazonショッピングアプリをスマホやタブレットA開く
  2. 画面下部のメニューアイコンをタップし、「マイAmazon」または「アカウント」ページを開く
  3. 「デジタルコンテンツとデバイス」または「Primeビデオの設定」を探してタップする
  4. 「視聴履歴の管理」のリンクが表示された場合はタップして一覧を開く
  5. 非表示にしたい作品の横の操作ボタンをタップする

Amazonショッピングアプリの場合、視聴履歴の管理ページを内部ブラウザで開く形になるため、スマホのブラウザで直接アクセスした場合と表示が似ています。内部ブラウザでの表示はPC版とモバイル版のどちらになるかは場合によって異なりますが、基本的な操作(「非表示にする」のタップ)はどちらの表示でも可能です。メニュー構成はアプリのバージョンやアップデートによって変わることがありますが、アカウント関連のページを辿っていくと視聴履歴の管理項目にたどり着けます。

ショッピングアプリを使う方法のメリットは、Amazonのサービス全般をまとめて管理しやすい点です。視聴履歴の管理だけでなく、Primeの設定やデジタルコンテンツの購入履歴なども同じ流れで確認できます。デメリットとしては、内部ブラウザの動作がやや重くなることや、PC版表示への切り替えがしにくい場合があることが挙げられます。

いずれの方法でも操作できない場合や迷ったときは、スマホのブラウザでamazon.co.jpにアクセスしてPC版表示に切り替える方法が最も確実です。この方法ならば端末やアプリのバージョンに関係なく、安定して視聴履歴を管理できます。困ったときの基本手段として覚えておくようにしてください。

操作後の変化と共有アカウントでの注意点

視聴履歴の削除・非表示操作を行った後、画面表示がどのように変わるかを知っておくと安心です。また、家族や同居人とアカウントを共有している場合には、操作のタイミングや見え方について気をつけておきたいポイントがあります。操作前に把握しておくことで、意図しない共有や誤操作を防ぐことができます。

視聴履歴から非表示にしたタイトルは、プライムビデオのトップページにある「続きから見る」セクションから消えます。同じアカウントでログインしている別の端末(家族のスマホや共用のタブレットなど)にも変更が反映されるため、アカウントを共有していても相手の画面から見えなくなります。変更はほぼリアルタイムに反映されますが、反映までに数分かかる場合もあります。しばらく待ってからもう一度確認すると、変更が正しく反映されていることがわかるはずです。

おすすめ作品の表示については、視聴履歴を非表示にしてもすぐにおすすめが大きく変わるわけではありません。Amazonのおすすめアルゴリズムは購入履歴・検索履歴・視聴履歴などさまざまなデータをもとに構成されているため、1〜2本の履歴を消しただけで劇的に変化することは少ないです。ただし、継続的に履歴を管理していると、徐々に表示されるおすすめの傾向が変わることが期待できます。特定のジャンルの作品を大量に視聴した後でそのジャンルの作品がおすすめに多く表示されている場合は、関連する履歴を複数消すことでおすすめの傾向が変わりやすくなります。

共有アカウントを使っている場合に重要なのは、操作の結果はアカウント全体に反映されるという点です。自分が視聴履歴から非表示にした作品は、同じアカウントを使っている家族の画面からも消えます。逆に言えば、家族側が視聴した履歴も同じ一覧に表示されているため、互いの視聴記録が見える状態になっています。家族全員が同じアカウントを使っている家庭では、誰かが履歴を操作すると全員に影響が出るということを念頭に置いておく必要があります。

プライバシーをしっかり守りたい場合は、アカウントを別々に持つか、Amazonの「プロフィール機能」(利用可能な場合)でプロフィールを分ける方法を検討してみてください。プロフィール機能を使うと、同じアカウント内でも視聴履歴やおすすめ表示を個人ごとに分けることができます。子ども向けのプロフィールを作れば、子ども向けコンテンツの履歴が大人の画面に表示されないよう管理することも可能です。

また、視聴履歴を非表示にしても、Amazonの購入・利用記録の観点からはデータが完全に消えるわけではない点も覚えておきましょう。これはどのサービスでも共通する仕様です。あくまで「自分や同じアカウントのユーザーから見える画面上の表示を消す」という操作になります。サービス側に対して何かを秘匿したい目的での使用には対応しておらず、あくまで表示上の整理・プライバシー管理のための機能として位置づけるのが適切です。

ウォッチリストへの変更も同じアカウントを使うすべての端末に即時反映されます。自分が追加したタイトルも、削除したタイトルも、共有している家族からも同様に見えます。ウォッチリストをプライベートに管理したい場合も、アカウントまたはプロフィールの分離が最も根本的な解決策になります。短期的な対応として履歴や一覧を整理することは有効ですが、長期的に管理していくにはアカウント構造を整えることが重要です。

POINT 視聴履歴を非表示にするとトップページの「続きから見る」から消え、同アカウントの別端末にも反映される。家族への完全なプライバシー確保にはプロフィール分離が効果的。

よくある疑問

視聴履歴の削除操作に関して、初めて試みる方からよく寄せられる疑問を2つピックアップして答えます。操作前の不安を解消しておきましょう。「どこで操作すればいいかわからない」「消しても意味があるのか不安」という声を参考に、実際の疑問に沿って回答しています。

スマホアプリだけで完全に削除できる?

結論から言うと、プライムビデオの専用スマホアプリだけでは、視聴履歴の完全な削除操作はできません。アプリ内には視聴履歴を管理する専用ページが用意されておらず、個別タイトルの非表示ボタンも表示されないことがほとんどです。これはAmazonのアプリ設計上の制限で、iOSアプリ・Androidアプリ共通の現状です。

スマホしか手元にない場合でも、SafariやChromeなどのブラウザを使えば視聴履歴の削除操作が可能です。ブラウザでAmazonにアクセスし、PC版表示に切り替えてから操作する方法が最も確実です。「アプリからできないから諦める」必要はまったくなく、ブラウザを使えばスマホでも問題なく操作できます。手順自体はPC操作と変わりません。

なお、ウォッチリスト(マイリスト)から作品を外す操作に限っては、プライムビデオアプリからも行えます。視聴履歴の削除とウォッチリスト管理は別の機能なので、目的に合わせて使い分けてください。「履歴を消したい」のであればブラウザ、「ウォッチリストを整理したい」のであればアプリでも対応できると覚えておくとわかりやすいです。タブレットの場合も同様で、専用アプリではなくブラウザを使う方法が推奨です。

今後のアプリアップデートでアプリ内から履歴管理ができるようになる可能性はゼロではありませんが、現時点ではブラウザ経由が唯一の確実な方法です。操作に慣れてしまえば手順は難しくないので、ぜひブラウザでの手順を試してみてください。慣れればブラウザを開いてから操作完了まで数分もかかりません。

また、Fireタブレットなど、Amazon製のデバイスを使っている場合も同様です。プライムビデオのアプリが標準搭載されていますが、アプリから視聴履歴を管理する機能は用意されていません。Fireタブレットのブラウザ(Silk)からAmazonにアクセスし、PC版表示に切り替えることで視聴履歴を削除できます。

削除してもおすすめ表示はリセットされる?

視聴履歴を非表示にしても、おすすめ表示がすぐにリセットされたり、大きく変わったりするわけではありません。Amazonのおすすめシステムは、視聴履歴だけでなく、検索したキーワード・購入した商品・利用したコンテンツなど多くのデータを組み合わせて表示内容を決めているためです。視聴履歴を1件消しただけでシステム全体がリセットされるようなことはなく、あくまで複数あるシグナルの1つが変化するにとどまります。

ただし、特定のジャンルや作品に偏った履歴を削除し続けると、長期的にはおすすめの傾向が変化することが期待できます。「あの作品を見たせいで同じジャンルのおすすめばかり表示される」というような状況が気になる場合は、該当作品の視聴履歴を非表示にしておくのは有効な手段の1つです。一時的な変化を期待するよりも、継続的に管理する習慣をつける方が長い目で見て効果的です。

おすすめ表示の精度を自分好みにチューニングしたい場合は、視聴履歴の管理に加えて、プライムビデオの評価機能(星やいいねなど)を活用するのも効果的です。視聴したコンテンツに対して好みを評価することで、自分の嗜好がシステムに学習されやすくなります。削除と評価の組み合わせで、トップページの表示を少しずつ自分のペースで整えていくイメージを持つと取り組みやすいでしょう。気に入った作品には積極的に評価を付けることも、おすすめの精度向上につながります。

また、視聴履歴を非表示にした後に「やっぱり元に戻したい」と思った場合についても触れておきます。非表示にした作品は、視聴履歴の管理ページで「非表示の履歴を表示」といったオプションから確認でき、再表示に切り替えることも可能な場合があります。完全に消えてしまう操作ではないため、過剰に心配せずに試してみてください。操作は気軽に行えるものですが、再表示の操作ができるかどうかはAmazon側のUI更新によって変わる場合があるため、都度実際の画面で確認するのが確実です。

おすすめ表示が自分の趣味に合わず気になっている場合は、視聴履歴の管理と並行して、Amazonアカウントの「おすすめ設定」や「パーソナライズの設定」も確認してみることをおすすめします。これらの設定からおすすめアルゴリズムへのデータ提供方法を一部調整できる場合があります。視聴履歴の削除と組み合わせることで、より自分の好みに近いおすすめ表示に近づけることが期待できます。