パパの仕事が忙しかったり、パパが単身赴任でいなかったり、何らかの事情でパパが不在がちな家庭では、「ワンオペ育児」でママががんばっています。

「ワンオペ育児」とは「育児の全てをママ1人でこなす」という意味です。
 

私の夫は仕事で忙しく、家には寝るために帰ってくるだけ。

そのため、現在は1歳半になる娘が生まれてからずっと、ほぼ私と娘の2人だけの毎日です。

私の両親は遠方に住んでいるため頼ることができず、手探り状態で育児をこなしてきました。

もちろんワンオペ育児は、ママだけに限ったことではないのですが、パパが仕事をしている家庭ではママが育児の中心になることが多いと思います。

ワンオペ育児はママの心身ともに大きな負荷がかかるもの。

ワンオペ育児って本当に辛いですよね。
 

私はワンオペ育児歴が1年半です。

私の経験を元に、今回は「ワンオペ育児のストレスによるイライラの乗り切り方」をまとめました。

辛いワンオペ育児で苦労しているママに少しでも役立てばと思います。

ワンオペ育児の原因は?

仕事が忙しいパパ
 

ワンオペ育児に陥ってしまっている原因は、それぞれの家庭によって異なります。

改めてワンオペ育児の原因を考えると「どうすればワンオペ育児のストレスによるイライラを乗り切れるか?」がわかってきますよ。

ここでは、まずワンオペ育児の原因についてお伝えしますね。
 

インターネットの情報をまとめるとワンオペ育児になる主な原因は次のことがあるようです。

・パパの労働時間の長さや単身赴任
・パパが育児に協力する発想がないこと
・「仕事よりも育児や家事のほうが楽」という考え方
 

我が家では、ワンオペ育児の原因が「夫の労働時間の長さ」が原因でした。

私のママ友は「夫が単身赴任中だから」、「専業主婦なんだから育児するのは当たり前」という理由で、ワンオペ育児になっている人もいます。
 

次はワンオペ育児のストレスによるイライラの乗り切り方をお伝えします。

ワンオペ育児のストレスによるイライラの乗り切り方は?

私は初めての妊娠と出産を経て手探り状態のまま、何とか娘を1歳半まで育ててきました。

今も絶賛ワンオペ育児中です。
 

ここでは私が、ワンオペ育児によるストレスやイライラを乗り切った方法を3つご紹介します。

  • パパとワンオペ育児について話し合う
  • 市区町村の子育て支援をフル活用する
  • ママが1人になれる時間を少しでも確保する

パパとワンオペ育児について話し合う

ワンオペ育児ではママが肉体的にも精神的にも辛く、ストレスが溜まりついついイライラしてしまいますよね。

ワンオペ育児で私が一番辛いと思ったのは、夫の育児に対する認識不足です。
 

夫は育児に協力的ではありますが、どうしても「自分は仕事をやっているから、育児はやってほしい」や「子育ては女性の仕事」という考えが出てしまうことがあったんです。

私は時間を作り、ワンオペ育児の辛さについて夫とじっくり話し合いをしました。

話し合いの後からは、夫の育児に対する考え方や姿勢がいい方向に変わってくれました。
 

ワンオペ育児の辛さを夫婦のどちらも認識することで、ワンオペ育児は改善されていくのだと私は思います。

本来であれば、「育児は夫婦が協力して行うもの」です。

ワンオペ育児は、決して当たり前の状態ではありません。

ワンオペ育児の改善には、夫婦で話し合うことが大切ですね。

市区町村の子育て支援をフル活用する

市区町村の子育て支援での出会い
 

それそぞれの市区町村では、ワンオペ育児だけではなく、育児でがんばっているママたちのために「子育て広場」のような場所が無料で用意されているところが多くあります。
 

私の娘は生まれてからの数ヶ月間は、眠る時間が少なく、さらに頻回授乳だったこともあり、私は連日の睡眠不足。

家事も育児も私が全てこなさなくてはならないし、仕事で忙しい夫の邪魔もしたくないし、とにかく初めは1人で全てがんばろうとしていました。

ただ私は睡眠不足で娘の泣き声を聞いてるのも辛くて、イライラしてしまう毎日。
 

その状態になって初めて育児、特にワンオペ育児について相談できるところがないか調べてみました。

すると、私が住んでいる市は、思っていた以上に子育て支援が充実していることに気付いたのです。

例えば、市の保育園で室内開放をおこなっていたり、育児中のママたちが参加する子育て広場もいろいろなところにあったりします。

もちろん誰でも利用できるしお金もかかりません。
 

子育て広場には、私と同じようなママもたくさんいて「私だけがワンオペ育児で苦労しているわけじゃないんだ」と思えるようになりました。

私は「睡眠不足や育児がイライラの一因であったけど、誰かにワンオペ育児の辛さを共感してほしかったんだ」ということに気付いたのです。

自分が辛いことをわかってほしいし、これからの育児に不安であることを誰かに聞いてもらうだけで、私はとても楽な気持ちになれました。

我が家は夫がほとんど家におらず、常に娘と2人きりのため、それまでは話す相手もいなくて、私は寂しかったんです。
 

子育て広場を利用するようになってからは、私のイライラも収まり、同じようにワンオペ育児でがんばっているママ友もできて、子育て広場に参加して本当によかったと思います。

ママが1人になれる時間を少しでも確保する

パパに赤ちゃんを預ける
 

ママが1人になれる時間を少しでも確保できるとママのストレスによるイライラがかなり解消できます。

30分や1時間という短い時間ではなく、半日~1日の間、ママが1人になれる時間ができるといいですね。
 

私のママ友たちは、1人になれる時間をこんな風に作っていました。

  • パパの仕事が休みの日にはパパに子供を預ける
  • 託児所やベビーシッターさんに子供を預ける
  • 両親に子供を預ける

 

私は母乳育児のため娘を託児所やベビーシッターさんに預けることが難しく、夫は月に2日ほどしか休みがありませんでした。

両親も近くにいないため、娘と離れることはできませんでしたが、朝に授乳した後に娘を連れて近くのカフェに行き、お茶をしたりしてストレスを解消していました。

娘が1歳半になった今では、娘は数時間まとまって眠ってくれるようになったので、資格の勉強をしたりストレッチをしたり、自由時間を楽しむことができるようになっています。
 

ワンオペ育児ではママと子供はずっと一緒です。

ママは子供と少し離れて自由に過ごせる時間があるとリフレッシュでき、その後はまた子供に笑顔で接することができるようになりますよ。

 
 
 

今回はワンオペ育児のストレスによるイライラの乗り切り方をお伝えしました。
 

インターネットの情報をまとめるとワンオペ育児になる原因は主に3つありましたね。

  • 夫の労働時間の長さや単身赴任
  • 男性が育児に協力する発想がないこと
  • 「仕事よりも家事育児のほうが楽」という考え方

 

私が実際に試して効果があったイライラの乗り切り方は3つあります。

  • パパとワンオペ育児について話し合う
  • 市区町村の子育て情報をフル活用する
  • ママが1人になれる時間を少しでも確保する

 

ワンオペ育児の辛さは、企業であれば「ブラック企業」の労働に匹敵すると私は思います。

ママは毎日時間に追われて、1人きりで育児と家事をこなすことは想像以上に辛いですよね。

育児や家事を立派にやっている自分を褒めてあげるといいですよ。
 

ママが精神的にも肉体的にも限界がきたら、1人で抱え込まないでください。

市区町村の「子育て広場」のような場所を利用して、ワンオペ育児をがんばっているママと話をするとまた笑顔に戻れると思います。

ワンオペ育児ならではの楽しみ方を見つけられるといいですね。