「魔の2歳児」とも「第1反抗期」とも呼ばれているイヤイヤ期、この時期はママは子供に振り回されてしまいますよね。

英語では「terrible(恐ろしい)」と「twos(2歳児)」を組み合わせ、「terrible twos」(恐ろしい2歳児)と呼ばれていますので、イヤイヤ期は世界共通のようです。

私は小学生の息子と娘がいますが、イヤイヤ期では苦労しました。

子供がイヤイヤ期のとき、一度イヤイヤのモードに入ると、私が何を言っても収まらず、疲れ切ってしまい、子供の相手をするのを嫌になってしまったことがよくあります。

今回はイヤイヤ期の時期やママがイライラしないための対処法をまとめました。

子供のイヤイヤ期はいつからいつまで?

子供のイヤイヤ期
 

ハッピー・ノート.com(ミキハウス子育て総研)のアンケートにでは、子供のイヤイヤ期が始まる時期は下記のような順番で多くなっています。

1位:2歳頃
2位:1歳半頃
3位:2歳半以降
4位:1歳頃
 

「魔の2歳児」と言われるだけあって、やはり2歳頃からイヤイヤ期に入る子が多いようですね。
 

では、イヤイヤ期が終わるはいつ頃なのでしょうか?

インターネットの情報を参考にするとイヤイヤが落ち着くのが早い子は3歳頃、遅い子頃4歳ごろだそうです。

2歳前後は、子供が1番可愛い時期でもあり、1番大変な時期でもあるということですね。
 

私の息子も娘もだいたい2歳頃~3歳頃まで、イヤイヤ期がありました。

イヤイヤ期がひどい子の特徴は?

私の息子と娘はイヤイヤ期が、かなりひどかったので苦労しました。
 

私の子育ての経験やインターネットで調べた内容を元に、イヤイヤ期がひどい子の特徴を3つにまとめました。

  • 主張を遮ると怒る
  • 男の子のイヤイヤの特徴
  • 女の子のイヤイヤの特徴

主張を遮ると怒る

子供のイヤイヤ期のひどくなる原因として、ママに主張を遮られてしまっている子供がいます。

子供が主張できるということは、「ママに自分の意思を伝えることができるようになった」という成長の証です。

ママが「この子の言っていることが理解できない」と思ったとしても、子供の主張は最後まで聞いてあげる方が良いと思います。

子供の「ああしたい」や「こうしたい」という気持ちがママに受け入れられなかったとき、子供は納得ができません。

例え自分の意思が主張できたとしてもママに思うように通じず、怒ったり大きな声をだしてしまうのも子供の主張です。
 

子供の主張はママにとっては無茶苦茶なものもあるので、受け入れたくない気持ちは理解できますが、危険なことや命に係わること以外は、子供の主張を聞いてあげるといいと思います。

私は子供がどんなに嫌がっても泣きわめいても、「車に乗る時は決してシートベルトを外さない」ということは譲りませんでした。

事故は自分が気をつけていても起こってしまうことがあり、もしも事故にあったとき子供がシートベルトをしていなければ、大変なことになるからです。
 

外出するときいチャイルドシートに乗るのがイヤイヤなツイートがありました。

男の子のイヤイヤの特徴

私の息子がそうでしたが、男の子はおもちゃにこだわりがあり思い通りにいかないと

  • 暴れだす
  • おもちゃを投げる
  • 泣きわめく
  • ママを叩いてくる

ということがあります。
 

ママは「このままではわがままな子供になってしまう」と怒ってしつけようとしますが、ママが怒ると子供は自分を否定された気持ちになり、さらにイヤイヤが強くなってしまうそうです。
 

電車の中でイヤイヤしている男の子についてのツイートです。

女の子のイヤイヤの特徴

女の子は洋服にこだわりがあり、ママが用意したものを持ってくると嫌がり、自分で決めた洋服をなんとしても着ようとする子供が多いです。

私の娘は、夏なのに冬服を着ようとしたり、サイズが小さくなってしまった服を着ようとしていたことがあります。

子供の気持ちに反して、ママが選んだ服を着せようと説得しようとすると、そこからイヤイヤが始まってしまうそうです。
 

口が達者な女の子に関するツイートがありました。

イヤイヤ期でママがイライラしない対処法まとめ!

ママのイライラ
 

イヤイヤ期の子供は、ママがいくら反対しても自分が主張したことを通そうとしますよね。

子供は自分の主張が通らないと怒ったり、大きな声を出してママをイライラさせます。
 

私の息子と娘のイヤイヤ期に、私が実際におこなったイライラしない対処方法を3つお伝えします。

  • 子供に問いかけない
  • 周りを気にしすぎない
  • 一人の人間として尊重する

子供に問いかけない

子供の主張をママが遮ると子供がイヤイヤをすることってありますよね。

ママが折れて「こうしたいの?」と子供の主張を聞いてやってあげようとしても、子供のイヤイヤが収まらないときがあります。

ママは「じゃあ、どうすればいいの?」とイライラしてしまいますよね。

子供はママのイライラを敏感に感じ取り、さらにイヤイヤがひどくなってきます。
 

こうなると子供も「自分がどうしたかったのか?」が、わからなくなっている状態になってしまうんです。

基本的にママは子供がイヤイヤになったら、問いかけることはせずに見守るといいと思います。

子供がイヤイヤになっているときには、ママが冷静になること、注意深く見守ることが必要ですね。

私も子供のイヤイヤにはかなりイライラしていましたが、できるだけ冷静に対処するようになると子供も冷静になるため、落ち着いて話ができるようになったのを覚えています。

周りを気にしすぎない

外出先で子供にイヤイヤをされると本当に困りますよね。

ママは周りの人が気になって、子供にイヤイヤをしないように注意するのですが、ママの焦る気持ちが子供に伝わり、イヤイヤはひどくなります。

2歳頃の子供が泣いて大きな声を出している姿を見て、嫌な気持ちになる人も確かにいます。

ただ、子育ての経験があるママは「あの子にもああいう時期があったよね」、小さい子供がいるママは「お互いに小さい子がいると大変だよね」と思っているだけで、暖かく見守ってくれている人もいます。

私はショッピングセンターで、イヤイヤ期真っ最中の子供が床に寝転がって反抗している姿をときどき見ますが「あの時期が一番大変なんだよね。ママはがんばって!」と励ましたくなります。

外出先で子供がイヤイヤになったときは、周りにある程度は配慮はしつつ冷静に対処できるといいですね。

一人の人間として尊重する

ママと子供
 

子供は自分の分身ではなく、一人の人間です。

すべて最善の方法を子供にしてきてあげたのに、子供はママとは違った方法を選んだりします。

それは成長の証であり、それを認めてあげることは、子供の自信にも繋がるんですよ。

子供が選択したものや方法が、ママにとってはあまり良くなくても、一人の人間の選択したことだと尊重してあげる事が大切です。

ママが少し気持ちを変えるだけで、イヤイヤ期のイヤイヤは軽減されると思います。

 
 
 

今回は「子供のイヤイヤ期はいつからいつまで?ひどい子の特徴やイライラしない対処法まとめ!」をお伝えしました。
 

私の経験やインターネットの情報では、子供のイヤイヤ期の期間は2歳頃~3歳頃までです。
 

イヤイヤ期がひどい子はこんな特徴がありました。

  • 主張を遮ると怒る
  • 男の子:おもちゃにこだわりがあり思い通りにいかないと暴れたり泣きわめく
  • 女の子:洋服にこだわりがあり自分で決めたものを着たがる

 

イヤイヤ期でイライラしない対処方法です。

  • 子供に問いかけない
  • 周りを気にしすぎない
  • 一人の人間として尊重する

 

子供は成長しているからこそイヤイヤ期があります。

大人が考えると「子供のイヤイヤ期」ですが、子供からすると「いろいろなことがわかるようになってきた」という成長の証なんですね。

大人を困らせない聞き分けの良い子は、心の中に自分の主張をしまい込んでしまっていると言われています。

天真爛漫でいられるはずの年頃の子供が、そんな風に気持ちを押し込めていることはとてもかわいそうですよね。

イヤイヤを主張できるということは、ママを信頼している証拠でもあるんですよ。

そんな大切な時期を「言うことをきかなくて大変」と思わず、「成長しているんだな」と感じてあげれるといいですね。