赤ちゃんがしゃっくりする姿はよく見ますが、「赤ちゃんのしゃっくりって長くない?」、「ちゃんと止まるの?」って心配になりますよね。
私には生後4ヶ月の息子がいますが、初めて息子がしゃっくりをしたときには、「え?!こんなにしゃっくりの時間が長いの?もう30分もしてるよ?」と心配になりました。
さらに、しゃっくりの勢いでせっかく飲んだミルクを滝のように吐いてしまったときには、あまりにもビックリして、少しパニックになったこともあります。
今回は、赤ちゃんのしゃっくりについて、医学情報サイトや公的機関の情報と、私が実際に試した止め方をお伝えしますね。
初めての子育て中のママが、赤ちゃんのしゃっくりに上手に対処できるようになってくれれば嬉しいです。
赤ちゃんにしゃっくりが多い原因は?

医師向け・一般向けの医学情報をまとめた「MSDマニュアル家庭版」によると、しゃっくりは横隔膜(お腹と胸を仕切っている筋肉)の不随意のけいれんの後に、声門が音を立てて素早く閉じることが繰り返し起こるものです。
しゃっくりが起こる原因ははっきりとは分かっておらず、数分ほどの短いしゃっくりでは明らかな原因がないこともよくありますが、胃の膨満などで誘発されることがあるとされています。
出典:MSDマニュアル家庭版「しゃっくり」(2026年10月8日確認)
私の息子もよく母乳やミルクを飲んだ後しゃっくりをしていました。
初めての赤ちゃんだと「しゃっくりがこんなにも長いんだ!」とびっくりしますよね。
私も母に何度も「これって大丈夫なの?」と質問したことか・・・。
なお、このMSDマニュアル家庭版の「しゃっくり」は年齢を限定しない一般向けの解説で、赤ちゃんに特化した内容ではありません。そのうえで、数分ほどの短いしゃっくりには医師による評価は必要ないとされ、2日より長く続くものは「持続性のしゃっくり」と呼ばれ、まれですが別の病気が原因のこともあるとされています。
しゃっくりがなかなか止まらないときや、しゃっくりだけでなく赤ちゃんの様子がいつもと違うときは、記事の後半の「こんなときは受診・相談を」も見てくださいね。
次は、赤ちゃんがしゃっくりで母乳やミルクを吐くことについてお伝えします。
▶ 動画で確認:子どもクリニックが解説する原因
しいの木こどもクリニックの公式動画で、授乳後に赤ちゃんがしゃっくりをしやすい原因と、げっぷなどの対処法を解説しています。本文で紹介した医学的な説明を、小児科クリニックの視点からも確認できます。
出典:しいの木こどもクリニック(にこにこch)「赤ちゃんが授乳後やミルクを飲んだ後にしゃっくり!原因や止め方って?」(YouTube・約5分)
しゃっくりで母乳やミルクを吐くけど大丈夫?

赤ちゃんは母乳やミルクを飲み終わってから、しゃっくりをすることがよくあります。
赤ちゃんがお腹いっぱいの状態でしゃっくりをすると、その勢いでせっかく飲んだ母乳やミルクを吐いてしまうことってありますよね。
MSDマニュアル家庭版の「乳児の胃食道逆流」によると、ほぼすべての乳児で胃食道逆流(胃の中身が食道や口に戻ってくること)がみられ、飲んだ後すぐや、げっぷをしているときに吐き出すことがあります。
逆流は生後6~7カ月頃に最も多く、その後は次第に減り、生後18カ月頃までにはほぼ全員で、成長することで逆流がみられなくなるとされています。
出典:MSDマニュアル家庭版「乳児の胃食道逆流」
私の息子も、母乳やミルクを飲んだ後、数回しゃっくりをしてから、かなりの勢いでピューって吐いてしまうことが何度もありました。
最初はビックリしていましたが、そのうち私も慣れてきて、「あらら、また出ちゃったね」と当たり前のように対処できるようになったんです。
ただ、吐いている息子はとても苦しそうなので、できるだけ早くしゃっくりで吐かないようになってほしいです。
息子が吐いた後は、お腹が空いて泣いてしまうので、落ち着いたら母乳やミルクをあげていました。
「母乳やミルクを飲んだ後にまた吐いてしまうんじゃ・・・」と不安なママも多いですよね。
同じページでは、横抱きにして授乳したり、授乳後に寝かせたりすると、胃の中身が戻らないようにとどめる重力が加わらなくなるため、逆流が起こりやすくなると説明されています。
逆流がみられる赤ちゃんでは、体を立てたり、上半身を半分起こした姿勢で授乳したり、げっぷをこまめにさせたりする対策が挙げられています。
東京都福祉局のページでは、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率を低くするために、1歳になるまでは寝かせるときはあおむけに寝かせるよう呼びかけています。うつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いことが調査でわかっていて、医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう、とされています。
出典:東京都福祉局「乳幼児突然死症候群(SIDS)とは」
消費者庁も、寝ている子どもの顔の近くに、口や鼻を覆ったり首に巻き付いたりする物は置かないよう呼びかけています(出典:消費者庁「子ども安全メール Vol.640 就寝時の窒息事故に注意しましょう」)。
私の息子も新生児のころはしゃっくりで吐くことが多かったのですが、生後3ヶ月ごろには落ち着いてきました。
次は、赤ちゃんのしゃっくりを止める方法をお伝えしますね。
▶ 動画で確認:助産師が解説する吐き戻し
助産師が、赤ちゃんが母乳やミルクを吐き戻す理由と、吐いた後に追加で飲ませるべきかを解説する動画です。胃の形や入り口の筋肉の未熟さについての説明は、本文の胃食道逆流の内容とも重なります。
出典:ラブツリーチャンネル「吐き戻し後、追加の授乳した方がいい?【教えて!ナキ先生】」(YouTube・約6分)
赤ちゃんにしゃっくりを止める方法まとめ!

では、次に赤ちゃんのしゃっくりの止め方をいくつかご紹介しますね。
ここで紹介するのは、私が実際に試して、息子のしゃっくりが止まることがあった方法です。医学的に効果が確かめられた方法ではないので、赤ちゃんの様子を見ながら無理のない範囲で試してくださいね。
- 身体を温めてあげる
- げっぷをさせる
では、順番に詳しく紹介していきます。
身体を温めてあげる
私の息子は、お風呂上がりなど体が冷えたときにしゃっくりが出ることがありました。
そんなときは、ブランケットで体を包んだり、背中をさすったりして温めてあげると、しゃっくりが止まることがありました。
お風呂上りは、タオルを二重にしてくるくる包んでリビングまで運んでいます。
げっぷをさせる
私の息子は、母乳やミルクをあげた後にゲップが出ないと、しゃっくりが出ることがありましたが、上手くゲップを出させてあげるとしゃっくりが止まることがありました。
いつも息子を縦抱きにしながら優しく背中を叩いてゲップが出るようにしていますが、すぐにゲップが出ないときでも、あまり焦らず気長に抱っこしています。
首の座ってなかった頃の息子は、横抱きをしながら、もう片方の手で背中を優しく叩いてあげていました。
この記事の以前の版では「うつぶせ寝させる」を止め方の1つとして紹介していましたが、削除しました。上で紹介したとおり、1歳になるまでは寝かせるときはあおむけが勧められています。私も以前、硬めのベビーベッドでうつぶせにしてみたところ、息子がとても苦しんでいたので、すぐにやめました。
▶ 動画で確認:助産師によるしゃっくり対処法
助産師が、げっぷをさせる・体を温める・おむつを替えるなど、赤ちゃんのしゃっくりへの対応方法をまとめて紹介しています。本文で紹介した体を温める方法やげっぷとも一致する内容です。
出典:あい助産師ちゃんねる「赤ちゃんのしゃっくりなんとかしてあげたい時にできる対応方法について」(YouTube・約4分)
こんなときは受診・相談を
赤ちゃんのしゃっくりや吐き戻しは珍しいことではありませんが、次のようなときは、かかりつけの小児科に相談しましょう。
- しゃっくりが2日より長く続く(MSDマニュアル家庭版「しゃっくり」で「持続性のしゃっくり」とされるもの。一般向けの基準で、赤ちゃんに特化したものではありません)
- 吐き戻しがあり、哺乳や成長への悪影響がある(MSDマニュアル家庭版「乳児の胃食道逆流」で「胃食道逆流症」として認識される場合の1つ)
夜間や休日に「病院に行くべきか迷う」ときは、子ども医療電話相談(♯8000)に電話で相談できます。都道府県ごとの連絡先と実施時間帯は、厚生労働省「子ども医療電話相談事業(♯8000)について」で確認できます。
今回は「赤ちゃんにしゃっくりが多い原因や止める方法まとめ!母乳やミルクを吐くけど大丈夫?」をお伝えしました。
しゃっくりは横隔膜のけいれんで起こるもので、原因ははっきり分かっていませんが、胃の膨満などで誘発されることがあります。
また、ほぼすべての赤ちゃんで飲んだものの吐き戻し(胃食道逆流)がみられ、成長とともに少なくなっていきます。
私が試して、息子のしゃっくりが止まることがあった方法は2つご紹介しました。
- 身体を温めてあげる
- げっぷをさせる
私は息子のしゃっくりに慣れましたが、息子が新生児のときは「このまましゃっくりが続くとどうなってしまうんだろう」とハラハラドキドキでした。
私の経験上、赤ちゃんのしゃっくりは、月齢が大きくなるにつれて自然に落ち着いてきます。
息子は生後4か月になりましたが、新生児に比べたら、かなりしゃっくりが減っています。
赤ちゃんのしゃっくりが早く少なくなるといいですね。
しゃっくりをするだけでなく、赤ちゃんがいつもと様子が違ったり体調が悪そうなら、病院での受診をしてください。
参考にした情報
MSDマニュアル家庭版「しゃっくり」「乳児の胃食道逆流」/東京都福祉局「乳幼児突然死症候群(SIDS)とは」/消費者庁「就寝時の窒息事故に注意しましょう」/厚生労働省「子ども医療電話相談事業(♯8000)について」


コメント